現地4月27日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は、敵地で行なわれたトロント・ブルージェイズ戦に「2番・DH」としてスタメン出場。第2打席で自己最速、球団史上最速、今季メジャー最速となるライト前タイムリーを放つなど、5打数1安打1打点と活躍した。4対2で勝利したチームは、今季最長の6連勝を飾っている。
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 この日、ブルージェイズ先発・菊池雄星と今季初の“花巻東対決”が実現し、初回の第1打席では、セカンドゴロに倒れた。ただ、2回2死一、三塁の第2打席では、カウント2-2から内角高めの5球目フォーシームを捉え、これが打球速度119.2マイル(約191.8キロ)を計測するライト前へのタイムリーとなった。

 偉才の“超速打”を受け、日夜ドジャースの情報を発信している専門メディア『Dodgers Nation』のダグ・マッケイン記者は、自身のX(旧ツイッター)を更新。「2回2死から飛び出したショウヘイ・オオタニのタイムリーは、打球速度119.2マイル。キャリアで最も強い打球だ。彼は別の惑星から来ている」と興奮気味に反応した。
  さらに、米メディア『The Athletic』でドジャース番を務めるファビアン・アルダヤ記者も、「オオタニが119.2マイルのシングルを放った。なんということだ」と驚嘆。また、MLB公式のサラ・ラングス記者によると、大谷が放った119マイル(約191.5キロ)以上の打球は、これがメジャー史上3位の通算3本目だという。

 なお、スタットキャストによる計測が導入された2015年以降、119マイル超えを最も多く記録しているのは、32本のジャンカルロ・スタントン。それに6本のアーロン・ジャッジ(ともにニューヨーク・ヤンキース)が続く。はたして大谷は、今後のキャリアでこの数字をどこまで積み重ねていくのか。

構成●THE DIGEST編集部

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