スーパースターの異次元の注目度が窺える出来事が起きた。

 ロサンゼルスドジャースの公式オークションサイトで5月23日(日本時間5月24日)、大谷翔平の直筆サイン入りボールが異例の4050ドル(約63万5千円)で落札された。
 

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 今回の争奪戦は5月16日からスタートし、40回もの入札のデータが確認されている。

 落札されたのは試合などで使用されていないもののMLBから認証を受けた「未使用球」。大谷のドジャース移籍後、第1号のホームランボールは10万ドル(約1500万円)以上の価値があると言われるなど、試合で実際に使用されたボールが1千万円以上の値をつけることはあるが、未使用のものがこの値段で落札されるのは珍しい。例えば大谷の同僚でMVPレースの最大のライバルと目されているムーキー・ベッツのサインボールも今回同様に出品があったが、落札額は750ドル(約11万7千円)だった。

 今回のオークションの収益は、ロサンゼルス・ドジャース財団とムーキー・ベッツの5050財団によるロサンゼルス南部の若者や家族への食料の提供に使用されるという。

構成●THE DIGEST編集部

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