6月男のバットから快音が止まらない。

 現地6月29日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は、敵地で行なわれたサンフランシスコ・ジャイアンツ戦に「1番・DH」として先発出場し、2試合ぶりの26号ソロを含む4打数1安打1打点、2四球と活躍。本塁打争いでアトランタ・ブレーブスのマーセル・オズーナに5本差をつけ、ナ・リーグ単独トップを独走している。
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 1対1の3回1死走者なしという場面で第2打席に立った大谷は、ジャイアンツの2番手右腕スペンサー・ハワードと対峙すると、カウント1-2から2球ファウルで粘った後の6球目スライダーを強振。これが打球速度109.7マイル(約176.5キロ)、飛距離412フィート(約126メートル)を計測するセンターバックスクリーンへの豪快弾となった。

 この一発を受け、ドジャースのニュースを専門に扱う米メディア『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者は、自身のX(旧ツイッター)を更新。「ショウヘイ・オオタニが今、狂気じみたプレーを見せている」と書き始め、「6月だけで12発目。ドジャースのスターは、DHとしてナ・リーグMVP最有力候補だ」と伝えている。
  また、地元テレビ局『NBC Los Angeles』のマイケル・ドゥアルテ記者は、「オオタニがまたやってくれた!センターへの26号ソロでドジャースが2対1とリード」と興奮気味に反応。さらに、地元紙『Orange County Register』でドジャース番を務めるビル・プランケット記者は、「ショウヘイ・オオタニが変わらず絶好調だ」と報じていた。

 なお、試合はドジャースが延長11回の末に14対7で勝利。カード3連戦を1勝1敗のタイに戻している。

構成●THE DIGEST編集部

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