ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が現地7月4日、本拠地で行なわれたアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に「1番・指名打者」でスタメン出場した。翌5日に30歳の誕生日を控えるスーパースターは20代最後の日を3打数無安打とし、3試合ぶりのノーヒットで終えた。

 大谷は四球で出塁した初回に今季17個目の盗塁となる三盗を決め、松井稼頭央(元コロラド・ロッキーズなど)を抜いて日本選手単独2位となるメジャー通算103盗塁を決めた。しかしその後は、3打席連続三振に倒れ、チームも3対9で敗北。本拠地での3連戦を負け越した。

 20代最後の日を勝利で飾れなかったが、偉才はファンに向けて日頃の感謝を示している。MLB機構は今月3日、現地16日にテキサスで開催されるオールスターゲームの先発出場野手を決める最終ファン投票の結果を発表し、大谷が「指名打者」でのスタメン出場が決定した。

 並み居るスーパースターが揃うオールスターでのスタメン入りは4年連続で、日本人選手ではイチロー(元シアトル・マリナーズなど)以来、史上2人目の快挙となった。球宴選出を受け、大谷は自身の公式インスタグラムを更新し、「オールスター2024★投票してくださった皆様、ありがとうございました!テキサスで会いましょう」とファンへ謝辞。レンジャーズの本拠地であるグローブライフ・フィールドでの活躍を誓った。
  同インスタには日米ファンから続々と30歳の誕生日や4年連続のオールスター選出を祝福するメッセージで溢れ、コメント欄は活況を呈した。

「誕生日おめでとう!」
「オールスターでもホームラン頼んます!」
「ショータイム!! テキサスでのプレーが待ち遠しい」

 ドジャースは引き続き、本拠地で明日からミルウォーキー・ブルワーズとの3連戦を控える。大谷は3試合ぶりの28号アーチを放てば、メジャー通算199号となる。

構成●THE DIGEST編集部

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