“馬鹿げた”10グリッド降格&新パーツ適応の時間不足に苦しんだ角田裕毅、「それでもこの挑戦を楽しんでいる」と前向き発言!「力を証明するチャンス」
THE DIGEST6/16(月)19:49

3戦連続ノーポイントと苦しい状況ながら、次戦以降の捲土重来を期す角田。(C)Getty Images
現地6月15日、F1第10戦カナダGP決勝が行なわれ、レッドブルの角田裕毅が12位でフィニッシュした。
予選では11番手につけるも、フリー走行3回目(FP3)における赤旗中の追い抜きによって10グリッド降格のペナルティーを科せられた角田は、2台がピットレーンスタートとなったため18番手からレースを開始。ハードタイヤを56周までもたせて入賞圏に迫り、ミディアムタイヤへの交換後に15番手からの追い上げを試みたが、12位まで浮上するのが精一杯だった。
【画像】モデルや女優ら大物がズラリ…パドックを彩るF1ドライバーの“美しき妻や恋人たち”に注目! 3戦連続でノーポイントに終わった後、「今日はペースが良く、18番手スタートから多くのポジションを上げられました。しかし、ミディアムタイヤでは渋滞に巻き込まれ、ダーティエアの中では最大限のパフォーマンスを発揮できず、セーフティカーの出動も最適なタイミングではありませんでした。昨日は混乱した1日でしたが、今日は少なくともクリーンなレースになりました」と振り返った角田は、次戦での巻き返しに期待を寄せている(F1公式サイト『F1.com』より)。
「今週末はいくつかの改良とアップグレードを施し、それが良い方向に向かっています。今日はやれる限りのことはやりましたが、もっと上を目指しています。チームとデブリーフィングを行ない、リセットし、大好きなコースであるオーストリアでのレースに臨むのが楽しみです。車への自信と信頼を築くことに集中し、(次戦は)地元の観客の前で良い結果を出せればと思います」
一方、メディアのインタビューでは「ペースはまずまずで、素晴らしいというわけではありませんが、まあまあといったところです。良い点は、前のレースよりもペースが少し改善されていたことです。それがモチベーションになっています」とポジティブなコメントを残したが、前日のペナルティーに対しては変わらず不満を露わにした(フランスのモータースポーツ専門サイト『NEXTGEN-AUTO』より)。
「昨日は大変な1日となり、10グリッド降格ペナルティーは馬鹿げたものでした。また、新しいパーツを試すはずだったFP3では(ブレーキトラブルで)多くの時間を失ってしまいました。できるだけ高い位置にいたいと思っていますが、それでもこの挑戦を楽しんでもいます。多くのプレッシャーを感じていて、時にはそれがあまり楽しいとは感じませんが、進歩し、自分の力を証明するチャンスの一部だとも思っています」
レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、この日本人ドライバーに対して「ユウキは1ストップで良いレースをしたが、最終的にポイントを獲得できなかったのは不運だった」と語り、『F1.com』には「ツノダは18番手スタートで1ストップのレースに挑み、レースの大部分をハードタイヤで走行した後でトップ10には戻れず、3戦連続でポイント獲得なしに終わった」と伝えている。 各国専門メディアの報道では、ブラジルのF1専門サイト『F1 MANIA』が「ツノダは18番手スタートからの12位フィニッシュと、自身のパフォーマンスに前向きな見通しを示しながらレースを終えた」、『GRANDE PREMIO』は「ハードタイヤを選択し、1ストップを試みたことはツノダにとってプラスとなったが、それでもポイント圏内入りには至らなかった」と、それぞれ綴った。 前出の『NEXTGEN-AUTO』は、「週末の計画とペナルティーが足を引っ張る結果に」と角田のカナダGPを総括。10グリッド降格だけでなく、土曜日に新しいパーツを投入するというチームの計画も上手くいかなかったと指摘し、「フラストレーションが溜まる2日間でした」という角田のコメントを紹介している。
そしてイタリアの自動車専門サイト『MOTORIONLINE』は、「日本人ドライバーは土曜日のペナルティーによって苦しい展開を強いられ、他のライバルたちと同様、第1スティントを引き延ばす作戦を採用し、最初にピットに戻ったのは57周目だった。しかし、この戦略でもポイント圏内には届かなかった」と振り返った。
構成●THE DIGEST編集部
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