6月20日(日)の「世界一の九州が始まる!」(毎週日曜朝10:15-10:30、RKB毎日放送ほかJNN系九州各局)は、廃材のイ草を用いてカラフルなアクセサリーを作り上げているユニットの活動に注目した「きらめけ!廃材アクセサリー」を放送する。RKK熊本放送製作。

熊本県八代地方は、昔から畳の材料であるイ草の名産地だ。現在も、生産量は日本一。しかし、生活様式の洋風化や景気低迷、さらに安価な輸入品に市場を占められるなどで畳の需要は減少し、生産農家も少なくなっている。

「国産のイ草の良さを広く伝えたい」。そんな思いで新たな消費を生み出したいと活動しているのが、熊本市在住の村上キミさん、田中ノリコさんの2人組「itiiti(イチイチ)」だ。

itiitiは、10年ほど前からさまざまな素材の廃材を使ったミニ家具やアクセサリーの制作に取り組んでいる。この数年は「イ草で作ったアクセサリー」が中心だ。使っているイ草は、畳に使われないもの。農家にとっては“廃棄するもの”だ。

ところが、彼女たちの手にかかれば、刻んで、紡いで、イ草が思いもよらない姿に変貌してしまう。数ミリのイ草の粒を集積させたアクセサリーになるのだ。

とても柔らかな触感でイ草の独特な香りがする。現在、10ほどのカラー展開をしながら、ネックレスやピアスなどを製品化。東京で行われたバイヤー対象の商談会での反応も上々だ。

そんな彼女たちのモノづくりに対する姿勢に興味を示した他業種からオファーが相次いでいる。

「私たちが作るアクセサリーで素材の背景を届けたい」と意気込む2人の挑戦を追う。