女優の橋本愛が、8月3日に都内で行われた「Hulu U35 クリエイターズ・チャレンジ」ファイナリスト発表イベントに、映画監督の沖田修一、劇作家・小説家の本谷有希子、芸人で脚本家のシソンヌ・じろうと共に審査員として出席した。

同イベントは、35歳以下の若いクリエーターたちを対象に、新しいエンターテインメント作品を発信することを目指してHuluが立ち上げたプロジェクト。610組/849企画の応募数の中から、第一次審査・第二次審査を通過した10組が選ばれ、この日、審査員にプレゼンを行い、ファイナリスト5人が選出された。

ファイナリストに選ばれたのは、企画「脱走球児」の近藤啓介(こんどう・けいすけ)さん、「まんたろうのラジオ体操」の老山綾乃(おいやま・あやの)さん、「鶴美さんのメリバ講座」の幡豆彌呂史(はず・みろし)さん、「瑠璃とカラス」の吉川肇(よしかわ・はじめ)さん、「速水早苗は一足遅い」の上田迅(うえだ・じん)さんの5人。

同世代の参加者が多いということで、橋本は「自分とあまり年齢が変わらない方が、熱意を持って挑戦している姿がカッコよかったですし、『みんな取ればいいのに!』っていうか、『みんなに取ってほしいな』っていう気持ちがすごく強かったので、この中から5人を選ぶっていうのはすごく酷なことでした。でも、このHuluさんの企画が今年で終わらずに、またどんどん続いていけば、もっともっと若い人たちにチャンスが届くんじゃないかなって期待しています」とコメント。

結果発表後、あらためて審査を振り返り「芸術・文化に関わる身としては、その文化が守られていかなければいけないっていう気持ちがすごくあって。今は、すごく短い時間の中で自分を表現するのが主流になっているんじゃないかなって思っていて、平均ですけど、2時間ぐらいの映画を撮ることに興味のある人っているのかな?って不安になる気持ちもありました。

でも、こんなにたくさんの方が応募していて、今日お会いした10人の方も自分が撮りたい作品に対しての熱量だったり、気持ちっていうのが本当に伝わってきました」と笑顔で答え、「今日これをもって『自分はダメだな』って諦めるんじゃなくて、たまたま今回はそのタイミングじゃなかったっていうだけなので、諦めずにずっと続けていってほしいなって素直に思います」と、ファイナリストに選ばれなかった5人も含め、参加者たちにエールを送った。


◆取材・文・撮影=田中隆信