清原果耶がヒロインを務める連続テレビ小説「おかえりモネ」(毎週月〜土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月〜金曜の振り返り)に出演する鈴木京香がインタビューに応じ、撮影中のエピソードや役に対する思いなどを語った。同ドラマは、ヒロイン・百音(ももね)が、“気象予報”という「天気」に向き合う仕事を通じて人々に幸せな「未来」を届けていく希望の物語。脚本は安達奈緒子が担当している。

鈴木が演じる永浦亜哉子は、百音とその妹・未知(蒔田彩珠)の母親で、夫の耕治(内野聖陽)と共に娘たちの成長を温かく見守っている。

■鈴木京香インタビュー

――鈴木さんは、亜哉子という人物をどのように捉えていますか?

とても包容力のある女性だと思っています。愛情深い雅代さん(竹下景子)を尊敬していて、雅代さんのようなお母さんになりたいな、温かい家庭を築きたいなという思いを抱きながらこれまでも子育てに励んできたのだと思います。

でも、天真爛漫で明るい、というのとは違うなと台本を読んで思ったんです。震災を経て、亜哉子は亜哉子なりに傷つき、悲しい思いをしてきました。素直に何でも楽しんでやっているというよりは、努力してみんなの心に飛び込もうとしている女性のような気がしています。

――夫・耕治とのコミカルなやり取りが印象的ですが、亜哉子の目には耕治はどのように映っていると思いますか?

娘たちへの愛情あふれる耕治さんをとてもほほ笑ましく思っていますが、亜哉子は娘たちにとって、多感な少女時代を過ごして大人になった先輩ともいえるので、耕治さんとは違う関わり方で、一歩引いて二人の娘の成長を見守っていると思います。

娘たちのことを心配しすぎてたまに空回りしてしまう耕治さんを「お父さんちょっと落ち着いて」となだめることも亜哉子の重要な役目だと思っています(笑)。

――耕治を演じられている内野さんの印象を教えてください。

内野さんは、耕治さんと同じくとても熱い方で、撮影現場でも引っ張ってくださいます。娘たちのことが心配で仕方がない、愛情あふれるお父さん役にぴったりだなと撮影中も放送を見ている時も思っています。

■鈴木京香、清原果耶は「百音にぴったりの女優さん」

――ヒロインの清原さんの印象を教えてください。

果耶ちゃんは、ヒロインとしてしっかりと現場を引っ張ってくれています。そして百音のことをやはり一番理解していますし、それを的確にいつも表現していて素晴らしいなと思います。集中して現場にいる姿や、百音の気持ちをどう表現するかを考えている姿に私も刺激をもらっていました。

――ピュアさ、清らかさが際立つ百音ですが、普段の清原さんと重なる部分はあるのでしょうか?

果耶ちゃんは、素直で、ごまかすことがなく、しっかり自分の芯を持っています。周りから影響を受けすぎないところは、百音に似ていると思います。私はきっと果耶ちゃんの一生懸命さに惹かれているんですよね。百音にぴったりの女優さんですね。

――これまでで一番印象に残っているシーンを教えてください。

新次さん(浅野忠信)、美波さん(坂井真紀)、亮くん(永瀬廉)及川一家と一緒に過ごすシーンはとても好きです。自分たち家族のことだけでなく、及川家の問題に対しても真剣に向き合う永浦家が素敵だなと思いますし、全員で前に進みたいという気持ちが伝わってきます。

あと、おじいちゃん(龍己/藤竜也)が亡くなったおばあちゃん(雅代)のことを語るところなど、普段の何気ないシーンにも好きなところはたくさんありますね。

――今後、元小学校教師だった亜哉子がなぜ教師を辞めようと思ったのか、その理由が明かされます。台本を読まれた時の感想教えてください。

当時の亜哉子は教師を辞めようとしていることを耕治さんには話したのかな、とか、誰かに相談したのかな、とかいろいろと考えていたのですが、台本を実際に読んだ時、誰にも相談していないのではないかなと思いました。辞めた理由を誰にも言わないで10年間胸に秘めていたことはとてもすごいことだなと。

告白しない方がいいと決めたはずのことを今から語りだすんだという亜哉子の気持ちを思うと、私も撮影中に手が震えてしまって。あんなに緊張することはあまりないから、とても不思議な気分になりましたね。

亜哉子なりに辛い経験で、自分自身を責めていたことでもあるから、百音たちに話を聞いてもらった後は本当にすっきりしたはずですし、受け止めてもらえたのでほっとしたのではないかなと思います。