波瑠が主演を務めるドラマ「愛しい嘘〜優しい闇〜」(毎週金曜夜11:15-0:15ほか、テレビ朝日系)の第3話が1月28日に放送された。望緒(波瑠)の中学時代の同級生が不審死してしまった事件。その考察が進むなか、徳重聡と松村沙友理の怪演が物語のスパイスとなっている。そして、ラストではさらなる悲劇が描かれた。(以下、ネタバレがあります)

■徳重聡と松村沙友里の演技が怖過ぎる!

同ドラマは、主人公の周辺で起こる連続不審死事件を描く本格ラブサスペンス。2020年4月から講談社の漫画アプリ「Palcy(パルシィ)」で連載中の愛本みずほによる「愛しい嘘 優しい闇」を原作に据え、ドラマ版ではオリジナルのストーリー展開が用意される。

14年前に卒業した中学校の同窓会で再会した、望緒、雨宮(林遣都)、稜(溝端淳平)、玲子(本仮屋ユイカ)、優美(黒川智花)、奈々江(新川優愛)。第1話で奈々江が転落死し、第2話では望緒が何者かに突き飛ばされて車にひかれそうになるという、不審な出来事が続いていた。

そんななか第3話では、優美が夫の正(徳重聡)からDVを受けていることを知った望緒たちが、優美を助ける計画を立てた。

正は名家の御曹司で、山梨県警の刑事部長というエリートだが、その裏では人間性に問題があった。優美の行動を監視し、スマートフォンの履歴をチェックしたり、優美が望緒と会っているところに突然現れたり、持ち物を煮沸消毒しようとする場面も。

狂気に満ちた徳重の演技は、ゾワゾワとさせられた。視聴者からは「徳重さん新境地だなぁ〜」「徳重さんに釘付けや」といった声が上がっているほどだ。

ちなみに、怪演を見せているのは、望緒と一緒に漫画家アシスタントとして働く、りえ役の松村沙友理も。先輩である望緒のアイデアを盗んで漫画家デビューを果たすも、悪びれるところはなく、逆に「謝ってください」と迫る始末。第2話では望緒と間違われたのか、車にひかれてしまったのだが、入院して連載ができなくなり、その穴埋めをした望緒に怒り心頭。望緒をにらみつけ、グラスなどを投げつける松村の演技は、こちらも狂気に満ちていた。

サスペンス展開のなかで、主人公たちを苦しめる狂気の役どころは物語のスパイスの役割を存分に果たしている。

■優美に悲劇が訪れる

そして、第3話のラストは悲劇が待っていた。DV被害者のシェルターで保護しようと、連絡がとれなくなってしまった優美を連れ出すため、奈々江を偲ぶ会を開催した望緒たち。

偲ぶ会には正も参加することになったが、そこで優美は望緒に「これからは自分の人生、自分で選ぶ」と告げた後、ひそかにワインが入ったグラスに何らかの薬を溶かし、正のいるテーブルに運んだ。

その後、望緒の導きで会場から逃げ出すも、胸を押さえて倒れ込んでしまった優美。そして、奈々江を殺したことを告白すると、血を吐いて気を失った。

どうやら自分で薬を入れたワインを飲んでしまったと思われる衝撃的な展開。しかし、いくつか疑問が浮かんだ。薬を入れたワインは正に飲ませようとしたはずだとしたら、いつ入れ替わったのか。正のテーブルにいた雨宮の可能性もあるのか。さらに優美の不倫相手は誰なのかなど。スピードのある展開に、考察もさらなる盛り上がりを見せている。

次回、第4話は2月4日(金)(※夜11:25-0:25ほか)に放送。望緒は、雨宮たちと優美がワインを飲んだときの状況について整理することに。その矢先、正が望緒のもとを訪れる。

(文=ザテレビジョンドラマ部)