2022年1月に放送されていた原田マハ原作・安藤サクラ主演「旅屋おかえり」(NHK BSプレミアム)の続編が、2023年に放送されることが分かった。

同作は元アイドルのタレント・レポーターである丘えりか(安藤)が「人の思い」を背負って各地の旅先に出向くドラマ。原作は「楽園のカンヴァス」(新潮社)などの著作で知られる原田マハの「旅」をテーマにした同名小説。
■今回の舞台は長野県&兵庫県

今回の旅は、原田が新たに書き下ろした未発表エピソードを、長田育恵氏がドラマ版として脚本化した。前回放送された秋田県・愛媛県・高知県に続いて、“おかえり”こと丘えりか(安藤)が今回旅をするのは、新緑の長野県と夏の兵庫県。

おかえりの所属事務所「よろずやプロ」の萬鉄壁(武田鉄矢)、澄川のんの(美保純)、青木豪太(斉藤慎二)のデコボコトリオに加えて、原作屈指の人気キャラクターで、かつて事務所に所属していたおかえりの先輩俳優・慶田盛元(玉置玲央)が登場する。

■長野編あらすじ

初夏のある日、よろずやプロを2人の若者が訪ねてくる。蓼科からやってきたという大学生の藤森花音(長濱ねる)とダブルローカルというライフスタイルを推し進めるNPO法人の矢野部(岡山天音)という青年は、是非法人のPR動画をおかえり出演で作りたいという。

報酬は安かったが、引き受けるおかえり(安藤)と鉄壁(武田)たち。だが、この依頼には何か秘密がありそうだった。長野に旅立ったおかえりを待っていたのは蓼科の美しい新緑と、ホースビレッジを営む花音の無口な父・誠一(橋本さとし)であった。花音は誠一のかつての恋人はのんの(美保)さんだと衝撃の事実をおかえりに伝える。

■兵庫編あらすじ

かつてよろずやプロに所属していたおかえりの先輩俳優・慶田盛元。慶田盛は今常盤エージェンシーに移籍し、売れっ子俳優となっていた。そんな慶田盛がある日よろずやプロを訪れる。自分がかつて若いころ世話になった兵庫県の民宿で知り合った兄弟に2通の手紙を渡してきてほしい、と新たな旅の依頼をおかえりにする。

どうやらその兄弟は、今では修復不可能なほど仲たがいしているらしく、慶田盛は心を痛めていた。かつての先輩の思いを受けて、おかえりの珍妙な兵庫ロードムービーが始まる。