かまいたちがMCを務めるレギュラー番組「ぜにいたち」(毎週月曜夜11:00-0:00、ABEMA SPECIALチャンネル)の1月30日の放送では、「怪奇現象が多発する」とうわさの事故物件に1泊し、どんなことが起きるのかを調査する心霊企画で、ブラゴーリの塚田裕輝と大ちゃんが潜入した。数多の心霊企画を行ってきた本番組の新企画に、山内健司は「この番組は“ガチ”。何も起こらなかったら、起こらないで、そのまま放送する(笑)」と期待を寄せる。

■「開かずの間がある」

今回、ブラゴーリが宿泊したのは、「殺人事件が起きた家」として競売がかけられていた過去があり、不動産業界で「幽霊屋敷」として有名な物件で、この物件の所有者の男性は「軽自動車1台分ほどの値段で取り引きされているので、次々に大手不動産屋が買っていくけど、怪奇現象になやまされて、1週間、住んだ人がひとりもいない」と証言すると、濱家隆一は「不動産業界で有名って、リアル…」と身ぶるいする。

さらに、「アイスピックで刺した複数の跡」や「誰かの顔写真に向かって釘を打った跡」の痕跡が映されると、その惨状にかまいたちはふるえあがる。

十分にこの物件の不気味さが伝わったところで、所有者の男性が「開かずの間がある」と紹介し、その部屋の様子を話していた最中、突然、足音のような音が鳴りひびく。ブラゴーリや現場のスタッフは「ヤバすぎる…」「子どもみたいな足音だった」と騒然となる。山内は「演技ができるようなスタッフじゃない(笑)。ガチなんでしょうね」と目を見張る。一方で、濱家は足音には聞こえなかったようで、「VTRをとおして聞こえた音よりも、もっと足音みたいな音やったん?」と疑いの目を向けると、大ちゃんは「マイクが弱いんです!」となげいていた。

■4つのミッション

ブラゴーリはふたりきりの幽霊屋敷で、4つのミッションに夜どおしで挑戦することになるものの、恐怖のあまりいらだちをつのらせて、時には強い口調で言いあいをしながらも、すべてを成しとげる。

あとは夜明けを待つだけのふたりに、突如として「ドンドンドン!」と複数人の足音が暗闇のなかで鳴りひびく。ブラゴーリ以外、誰もいないはずの屋敷で、長時間、続く物音に、濱家は「3on3ぐらい足音してた。ひとりとかじゃなかったもん」と思わずツッコむと、山内も「“やらせ”じゃないとおかしいくらい足音してたやん」と鮮明に聞こえ過ぎたことを指摘する。ロケに同行したスタッフは、「僕らは一切、あの屋敷に立ち入っていないし、寝てしまっていた」と言い、濱家は「“やってる”なら今、白状しないと、後日、誰かが密告したら終わりなんで…」と諭していた。

ロケを終えた塚田は、「『幽霊なんていない』と思ってたけど、“いる”とわかった」とふり返り、大ちゃんは「タンスがバタバタ動いているのが見えた。それ見た時に、僕の人生の価値観が変わりました。『本当にいるんだ』と…」と語気を強めて話していた。