King & Prince・永瀬廉が、4月23日(日)スタートの日曜劇場「ラストマン−全盲の捜査官−」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系)に出演することが発表された。2023年1月期の火曜ドラマ「夕暮れに、手をつなぐ」から2クール連続のTBSドラマ出演となる。

■主人公は全盲の人たらしFBI捜査官

福山雅治が主演を務める同作は、黒岩勉のオリジナル脚本で、全盲の人たらしFBI捜査官と犯人逮捕のためには手段を選ばない孤高の刑事がバディを組み、難事件に挑む姿を1話完結で描く新時代の痛快なバディドラマ。

福山が演じるのは、アメリカから期間限定で交換留学生として来日したFBI(アメリカ連邦捜査局)特別捜査官・皆実広見。人たらしな性格で愛嬌や社交性があり、いつも人の輪の中心にいるような人物。過去のある事故がきっかけで両目の視力を失っているが、鋭い分析力、嗅覚、触覚で事件をかならず終わらせる最後の切り札という意味で、FBIでは“ラストマン”と呼ばれていた。

そんな皆実のアテンドを命じられた警察庁人材交流企画室の室長・護道心太朗役には大泉洋。代々、警察庁長官を務めあげてきた由緒正しい“護道家”の人間である心太朗は、自ら現場を選択し、捜査一課で圧倒的な検挙数をあげていた。ある理由から悪を絶対に許さないという“並々ならぬ正義感”があり、犯人を捕らえるためにはどんな手段もいとわないいきすぎた一面も。そんな二人が凸凹バディを組んで難事件に挑んでいく。

また、無敵のバディを支える最強チームメイトとして、女性警部補・佐久良円花(さくら・まどか)を吉田羊、捜査分析センターの分析官・吾妻ゆうき(あがつま・ゆうき)を今田美桜、捜査一課のメンバーを松尾諭が演じる他、今井朋彦、奥智哉、そして、心太朗の父・護道清二(ごどう・せいじ)役で寺尾聰が出演する。

■永瀬廉が、曲がったことが嫌いな警視庁捜査一課の刑事に

そして、無敵のバディを支える最強チームメイトのさらなる一人として、永瀬の出演が明らかに。

日曜劇場には初出演、刑事役も今回が初となる永瀬が演じるのは、警視庁捜査一課・佐久良班の刑事・護道泉(ごどう・いずみ)。心太朗と同じく由緒正しい護道家の人間で、心太朗の甥っ子。護道家の次期当主となる人物だが、家柄を一切鼻にかけず、正義感が強く、曲がったことが嫌いな真っすぐな青年だ。

父や叔父と同じ職場で働く泉だが、叔父の心太朗が警部補であるのに対し、自身は警視で階級は上。年齢に反して階級の差があるのだが、果たして二人の関係性は。

■護道泉役・永瀬廉コメント

日曜劇場という歴史のある枠で、福山さんと大泉さんとご一緒させていただけるということで、プレッシャーや緊張もありましたが、いろいろなことを勉強、吸収できる現場になりそうですので、どちらかというと早く一緒にお芝居をさせていただきたいなというワクワクした気持ちの方が大きかったです。

僕が今回演じさせていただく護道泉という役は、うそがつけない真っすぐな新人刑事で、周りに振り回されていくような役どころです。

僕もうそがつけず、どちらかというと表情に出てしまう方なので、そこは泉に似ていると思います。いい作品になるように、この作品にしっかりなじめるように頑張っていきたいと思います。刑事役なので、とりあえず手錠はかけてみたいですね(笑)。

初めて刑事役を演じさせていただきますので、自分らしく楽しみながら、一日一日を大事に、しっかり福山さんと大泉さんの背中を見させていただいて、いっぱい吸収していきたいです。ぜひお楽しみに!

■編成プロデュース・東仲恵吾氏コメント

最強の捜査一課メンバーに新たな心強い仲間が加わってくれました。泉というキャラクターはキャリアでゆくゆくは警察を背負っていく立場の人間ですが、一切偉ぶることなく、むしろ現場で働く刑事こそ本当の正義だと最大限にリスペクトしている清廉潔白な人です。

永瀬さんは俳優としてもキャリアをたくさん積んでいながらも、ずっとピュアさを残していると勝手に感じていて、そんな彼をイメージして泉という人物を作りました。

注目ポイントは永瀬さんの瞳です。明るさと悲しさを帯びたその瞳がとてもすてきなのですが、今作では物語が進むにつれて、この瞳の移り変わりで泉が抱えていくことになる大きな物語を表現していくことになります。ぜひご期待ください。