King & Prince・高橋海人とSixTONES・森本慎太郎が主演を務めるドラマ「だが、情熱はある」(毎週日曜夜10:30-11:25、日本テレビ系)の第4話が、4月30日に放送される。同作は、オードリー・若林正恭と南海キャンディーズ・山里亮太の二人の半生を描く、実話を基にした青春サバイバルストーリー。若林役を高橋が、山里役を森本が演じる。

■若林正恭&山里亮太に関わる登場人物を演じるのは…

若林の相方・春日俊彰役を演じるのは、かねてからオードリーのラジオリスナー“リトルトゥース”である戸塚純貴。さらに、山里の相方・山崎静代を、若手実力派女優として多くの作品に出演する富田望生が演じる。

■薬師丸ひろ子、光石研、ヒコロヒーら個性豊かな面々がストーリーを盛り上げる

また、若林と春日を結びつけるきっかけとなるテレビプロデューサーを薬師丸ひろ子が演じる他、若林家の父役を光石研、母役を池津祥子、姉役を箭内夢菜、祖母役を白石加代子が務める。ほか、山里家の父役を三宅弘城、母役をヒコロヒー、兄役をトンツカタン・森本晋太郎が演じ、個性豊かな面々がストーリーを盛り上げる。

■「だが、情熱はある」第5話あらすじ

第5話は――

2003年、25歳の若林正恭(高橋海人)と春日俊彰(戸塚純貴)のコンビ・ナイスミドルは、人気番組「エンタの神様」のオーディションを受けるが撃沈。

さまざまなオーディションを50回以上受けたがことごとく落とされ、ライブでも全くうけず、売れる気配が少しもない。

どうやったら自分たちはテレビに出られるのかと頭を抱える若林は、客をいじる漫才を試してみたり、世間を斬る時事漫才を試してみたり、見た目を変えてみたりと試行錯誤を重ねるが、そのうち自分がどこへ向かっているのか分からなくなる。

そんな中、父・徳義(光石研)がまた仕事を辞め、母・知枝(池津祥子)から逃げるように車上生活を始める。「どうしようもないね」と若林は気にも留めないが、これが後に、思わぬ事態に発展する。

一方、大阪の山里亮太(森本慎太郎)も、ピン芸人・イタリア人として劇場に立ち続けるものの、依然として手応えはない。新たに東京からやって来たマネージャー・高山(坂井真紀)に変な目で見られ、現場スタッフからは「ネタが気持ち悪い!」と罵倒された挙げ句、公園でネタの練習中に警察官(柳沢慎吾)から職務質問されそうになる。

これで芸人と言えるのかと自信を失いかける山里は、公園で出会った女の子・花鈴(渋谷凪咲)から思わぬヒントをもらう。花鈴はお菓子の商品開発の仕事をしていて、企画で勝つために、まだ誰も知らないデザートを探していると言う。

「ライバルがいない方が勝ち目があるから」という花鈴の何げない言葉にピンときた山里は、一念発起。ライバルの少ない“男女コンビ”に活路を見いだすと、劇場でよく顔を合わせるしずちゃん(富田望生)を相方候補に選定する。

都合の良いことに、しずちゃんは「西中サーキット」というコンビを解散したばかりだ。今がチャンスと思っていたら、既に他の男がしずちゃんに声をかけていた。

山里は「横取りするわけにはいかない」と一旦は諦めるが、花鈴に背中を押され、しずちゃん獲得作戦に動き出す。

――という物語が描かれる。

■予告動画に反響続々「再現度すごい(笑)」「それにしても似てるなぁ…」

公式ホームページなどで見ることができる予告動画には、若林が金髪のかつらをかぶったり、口ひげを付けたり、春日が緑色のモヒカンヘアーにしたりと、さまざまなビジュアルでネタを披露するナイスミドルの二人の姿が。テレビに出たい一心で試行錯誤するが全く芽が出ず、「俺らってさ、何で売れるの?」と春日に語りかける若林が映し出されている。

さらに、若林が「つらいししんどいしみじめで苦しい。もうやめたほうがいいんじゃないかな?」とつぶやくシーンも。その目にはうっすらと涙が浮かんでいるように見える。

一方、しずちゃんを相方にしたい山里は、獲得に向けて奮闘。商店街の青果店の店主に「よく来るんですか!?」と聞いたり、しずちゃんに熱い視線を送ったりと、独特なアプローチをしている姿が公開されている。

予告動画を見た視聴者からは、「モヒカンのやつの再現度すごい(笑)」「若ちゃんにしか聞こえない」「泣けてきた」「春日の迷走時代もしっかりやってる…すごいな」「それにしても似てるなぁ…名演技だ…」などのコメントが寄せられている。

※高橋海人の高は正しくは「はしご高」