5月13日(土)放送の「IPPONグランプリ」(夜9:00-11:10、フジテレビ系)に、水川かたまり(空気階段)、岩崎う大(かもめんたる)、ユースケ(ダイアン)の3人が初出場。ほか、最多優勝(5回)の絶対王者・バカリズム、バカリズムに次ぐ4回の優勝を誇る堀内健(ネプチューン)、2回の優勝経験がある秋山竜次(ロバート)、川島明(麒麟)をはじめ、粗品(霜降り明星)、西田幸治(笑い飯)、野田クリスタル(マヂカルラブリー)が登場する。

■28回目の開催

松本人志が大会チェアマンを務める同番組は、大喜利が好きな10人の芸人が、シンプルに大喜利のみを行い、勝者を決めるバラエティー。2009年12月に深夜番組として放送され、今回は第28回大会となる。出場する芸人たちは、二つのブロックに5人ずつ分かれ、それぞれ大喜利を行う。Aブロックの審査はBブロックの芸人が行い(Bブロックが戦う際は、Aブロックの芸人が審査)、面白いと思ったら手元のボタンを押す。ボタンは一人2個あり、10点満点を獲得すると「IPPON」となる。各ブロックで「IPPON」の合計本数が一番多いプレーヤーが決勝へ進出、最後に両ブロックの決勝進出者二人が戦い勝者を決める。

■各ブロックに登場するのは?

今回、Aブロックは秋山、粗品、バカリズム、水川、ユースケの5人。Bブロックは、う大、川島、西田、野田、堀内で競い合う。また、スーパーサブとして鈴木もぐら(空気階段)、槙尾ユウスケ(かもめんたる)、観覧ゲストとして、黒羽麻璃央、白洲迅、谷まりあ、寺島しのぶ、純烈が出演する。

収録を終え、初出場の水川が戦いを振り返った。


■水川かたまり(空気階段)コメント

――収録を終えた率直な感想を教えてください。

すごい番組に参加させてもらったな、というのが正直な感想です。収録前は、本当に緊張していて、“どうせ、楽しくないんだろうな”と思っていましたが(笑)、最初のIPPONが取れてからは楽しさが出てきました。でも、本当に今までで一番緊張した仕事でした。

――出演オファーを聞いたときはいかがでしたか?

「IPPONグランプリ」は本当に出演したかった番組なんですが、実際にオファーをいただくと怖さもあって正直、複雑でした。51が楽しみで、49が不安という心境でした。

――優勝経験のある「キングオブコント」との違いはありますか?

「キングオブコント」は、他の出場者の中に普段から仲のいい芸人がいますが、今回は芸人になる前から見ていた先輩方と競うということで、これまで経験したことがなかった形ですし、本当に不思議な感覚でした。

――印象に残った方はいらっしゃいますか?

かもめんたるさんが憧れの存在なので、う大さんですね。う大さんも初出場でしたが、う大さんの生き様が投影されていて、本当にすごかったです。IPPONを取りたいなんて思っていないんだろうな、と感じるくらい、ブレない姿勢がカッコよかったです。

――ファンの皆さまへメッセージをお願いします。

皆さんご存じかと思いますが、「IPPONグランプリ」は面白い番組で、今回の28回大会も引き続き面白いのでぜひご覧ください。僕自身も本当に緊張しましたが頑張りました。個人的には、緊張によるまばたきの回数に注目してほしいです(笑)。