“ジュリー”こと沢田研二を特集する2時間の音楽特番「沢田研二 華麗なる世界 永久保存必至!ヒット曲大全集」(BS-TBS/BS-TBS 4K)が、6月13日(火)夜9:00-10:54に放送される。

■70~80年代音楽シーンの大スター「ジュリー」の活躍を振り返る

沢田研二は1967年、GSバンド「ザ・タイガース」「PYG」のメンバーとして活躍。1971年のザ・タイガース解散後PYGを経て、同年「君をのせて」でソロ活動を開始した。数々のヒット曲を放ち、シングル総売上1,241万枚を記録。日本レコード大賞をはじめ数々の賞を獲得する日本のトップ・ミュージシャンとなった。

また俳優として映画、舞台などにも数多く出演。近年では映画「土を喰らう十二ヵ月」(2022年)で「第96回キネマ旬報ベスト・テン」主演男優賞、「毎日映画コンクール」で男優主演賞を受賞。「キネマの神様」(2021年)では急逝した志村けんの代役として主演を務めたことも記憶に新しい。またミュージシャンとしてライブ活動も精力的に続けており、2022年7月からライブツアー「LIVE2022ー2023『まだまだ一生懸命』」を開催中。6月25日(日)にはツアーファイナル&バースデイライブをさいたまスーパーアリーナで迎える。

■”レコ大”秘蔵映像からライブ楽曲まで 盛りだくさんの2時間

半世紀以上に渡って、ミュージシャン・俳優として活動を続けるジュリー。しかし現在、視聴者がテレビで彼が歌う姿を見る機会はない。

番組では、「輝く!日本レコード大賞」「ザ・ベストテン」をはじめ、TBSが所蔵する音楽番組のアーカイブから、沢田研二の歌唱映像をできる限り数多く紹介することをメインテーマに構成。ザ・タイガース時代の曲から、ソロ2曲目「許されない愛」、レコード大賞受賞曲「勝手にしやがれ」、「ザ・ベストテン」1位獲得の「サムライ」「ダーリング」「カサブランカ・ダンディ」など、さらにライブで披露している近年の楽曲も含め、現時点で30曲近くある候補楽曲から今後ラインナップを決定していくという。さらに、テレビ番組の共演者や当時の関係者へのインタビューも予定されている。

■プロデューサー・田代誠(TBSスパークル)コメント

僕は沢田研二さんの大ファンでした。しかし業界には沢田研二ファンは他にも大勢いました。
内田裕也、久世光彦、阿久悠、長谷川和彦、大野克夫、加瀬邦彦…など、有名人も多いです。(ちなみに僕は有名人席の後ろの無名人席に位置しています。)
とにかく沢田さんは、男性ファンが多い芸能人でした。
でも僕には、過去に2本「ジュリー特番」を制作した実績があります!
そして仕事を辞めるまでに、3本目を是非作りたいものだとずっと思っていました。しかし現実はなかなか難しく、これは無理かなと思い始めていました。
ですが今回、ラストチャンスと思って企画書を提出したところ、ご本人のご了解も頂き、3本目のジュリー特番を制作することが叶いました。
このようにして思いもかけないチャンスを僕はつかむことができましたので、長年の思いを果たすべく、一生懸命頑張ることを誓います!