5月12日(金)より配信のTVer完全オリジナル番組「最強の時間割 〜若者に本気で伝えたい授業〜」は、ホリエモンや楽天・三木谷社長からも一目置かれ、未来に起こりうる社会問題を予測して技術開発を行う“デジタルアーキテクト”の石田宏樹が講師として登場。また今回、元乃木坂46の中田花奈が初参加する。

■「最強の時間割 〜若者に本気で伝えたい授業〜」

民放公式テレビ配信サービス・TVer初の完全オリジナル番組「最強の時間割 〜若者に本気で伝えたい授業〜」は2022年12月よりスタート。本番組では、さまざまなジャンルのトップランナーが特別授業を実施し、ラランドのサーヤとニシダ、学生を含むゲストが参加する。今後様々な出来事に向き合う人に、知っておいて良かったと思える「考え方のヒント」を毎週金曜日に配信中。

■今最も注目されている職業・デジタルアーキテクトとは?

デジタルアーキテクトとは、社会の問題をいろいろな角度から予測して、その問題を解決する製品を作る職業のこと。アメリカでは2022年人気職業ランキング(デジタル部門)で1位になるなど、今最も注目されている職種の一つと言われている。

石田宏樹は日本にインターネットを根付かせたといっていい人物で、これまで数々の社会問題を解決してきた日本のデジタルアーキテクトの先駆者でもある。そんな石田がデジタルアーキテクトの一例として挙げたのは「自画撮り被害を防ぐスマホ」。下着姿の写真を撮ろうとすると、AIが不適切と判断し撮影できない仕組みで、この機能が実装されたスマホはすでに製品化されている。石田は「10年以内にすべてのデジタルカメラに搭載されていくだろう」と語る。
そんな石田は「A3の白い紙」をいつも持ち歩いている。問題の解決策はすべてこの白い紙から生まれるという。番組内でもそのデジタルアーキテクトの思考法を実践する。ラランドの事務所社長でもあるサーヤが抱える「ニシダの実力が安定しない」という問題について、石田が解決していく。誰もが想像していなかった解決策とは…!?

■中田花奈 コメント

――まずは収録の感想をお願いします。

デジタルの世界に精通している方だと思っていたのですが、授業内であった「白紙に自分の発想を書いて広げていく」という内容がとても印象的で、アナログはむしろ強みだとお話しされていたことに驚きました。

――授業では「ニシダさんの実力が安定しない」というサーヤさんのお悩みを解決する場面もありました。

すごく面白くて、笑っちゃいました(笑)。デジタルは難しくて、正直「聞いても、きっとわからないことだらけだろうな」と思っていたのですが、すんなり入ってくる言葉で全部説明してくださったので、とてもわかりやすかったです。その話し方や、プレゼン能力も今後に活かしたいと思いました。
――それは麻雀カフェ「chun.」のオーナーでもある中田さんならではの目線かもしれないですね。経営者として、今回の授業から何か吸収できましたか?

いただいたアイディア自体もそうですが、サーヤさんが「自分の会社の理念は?」と聞かれて最初に答えたことに対し、石田先生が「それは理念ではなくて手段ですよね?」とおっしゃっていて。そのやり取りを聞きながら、私のお店の企業理念ってなんだろう…?と、お店を始めたときに目指していたものを改めて考える機会にもなりました。

――ちなみに、「chun.」の経営理念は?

「麻雀の良さを広めたい」です。もともと麻雀が好きで、女性や若い方、麻雀を始めたばかりの方が入りやすい雀荘を作りたいと思って始めました。「ちょっとやってみたいな」と興味を持っても雀荘はなかなか入りづらいと思うので、そこにアプローチしていきたい。あらためて、この経営理念に向かって、もっと麻雀の魅力を伝えられるような活動ができたらいいなと思いました。

――あらゆる社会問題を予想して解決していく「デジタルアーキテクト」について学びましたが、中田さんが今、抱えている悩みを解決できるとしたら?

授業の中で石田先生が「時間の使い方」についてもお話しされていたのですが、私も時間がほしいです!みんなに同じように時間ができてしまったら、結局またやらなくてはいけないことが増えてしまうだけなので、自分だけ時間が増えたらいいなと思います(笑)。

――もし時間が増えたら、何をしたいですか?

仕事がまったく追いついていないので、それをまず間に合わせること。あとはプロ雀士なので、麻雀の勉強をする時間を確保したい…って、どちらも仕事ですね(笑)。

――番組ではカッコいい大人の定義を先生に聞くのが恒例となっていますが、中田さんにとってカッコいい大人とは?

「人を引き付ける力のある大人」です。この人のために動きたい、この人のためになることをしたいと思わせるカリスマ性みたいなものを持っている人は、カッコいい大人だなと思います。たとえば経営者なら話が上手だったり、アイドルだったらファンに「守りたい」と思わせる魅力があったり。その仕事や環境によって、人を動かす方法って違うと思うんですけど、「その人のために」と思ってもらえるような人はカッコいいなと思います。私も、「付いていきたい!」と思ってもらえるような大人になりたいですね。

――この番組をどんな人に見てほしいですか?

「デジタルアーキテクト」と聞いて、もしかしたら「自分には関係ないな」と思う方もいるかもしれないですが、逆にそういう方こそ見てほしいです。もちろん詳しい方にも楽しんでいただけると思いますが、最初は「知らない言葉だな」とか、「難しそうだな」と思う方でも、今の自分にきっと活かせるし、すごく身近な話だなと感じてもらえると思います。