犬飼貴丈と飯島寛騎がW主演を務める「僕らの食卓」(毎週木曜夜11:00-11:30、BS-TBS)の第7話が5月18日(木)に放送される。同作は、三田織の同名人気コミックを原作に、共に食卓を囲むことで縮まっていく距離感を丁寧に描く食と家族のハートフルドラマ。

■孤独なサラリーマンが年の離れた“兄弟”と出会う

育った環境の影響で誰かと一緒に食事をするのが苦手な会社員・豊役を犬飼、見た目は怖いが、いつも弟の面倒を見ている家族思いの兄・穣役を飯島が演じるほか、明るく元気で上田家のムードメーカー的存在であり、穣の弟・種役で本格的なドラマ初挑戦となる前山くうがが出演する。

また、穣と種の父で陶芸家である耕司役の原田龍二や、古畑星夏、市川知宏、てつじ(シャンプーハット)ら個性豊かな面々がストーリーを盛り上げる。(以下、ネタバレを含みます)

■クリスマスの夜、部屋を訪れた穣に甘える豊

5月11日に放送された第6話では、クリスマスの夜の出来事が描かれた。種が手作りした“招待状”がきっかけで、豊、穣、種はクリスマスパーティーを行うことに。みんなで過ごすことを楽しみにしていた豊だったが、クリスマス当日に熱を出してしまう。

その夜、豊と連絡がつかないことを心配した穣は、バイトを終えてすぐに豊の元へと向かう。無事だったことに安堵した穣は、高熱で寝ていたという豊に母親直伝のうどんを作る。そして「穣のお母さんの味たくさん知れてうれしい」と、麺を一本ずつすする豊の姿を隣で静かに見つめるのだった。

豊がうどんを食べ終わると、名残惜しそうに家を去ろうとする穣。すると、豊が「穣もう帰っちゃう?あっ…ごめん、一人で寝てたから少し心細くなって」と戸惑いながらも甘える。すると、穣は何の迷いもなくベッドに腰かけ「豊が寂しくなくなるまでいるよ」と答えた。何気ないやりとりかもしれないが、二人の距離がここまで近づいたのかと、なんだかこちらまでうれしくなる。

その後、穣は自らの過去を明かすと、豊に「何でも話してほしい、俺もちゃんと聞くから」と訴える。豊は「話してもいいなんて、思ったことがなかった…でも、穣になら…」と考えているうちに、眠ってしまう。そんな豊を優しく受け止めた穣に、SNS上では「肩を借りられる存在ができてよかった」「そっと目を閉じる姿に胸がぎゅっとなった」といった声が上がった。


■豊の涙の告白に穣は…第7話あらすじ

第7話は――

体調が回復した豊(犬飼貴丈)は、後日、上田家を訪ねることに。豊は穣(飯島寛騎)と種(前山くうが)が手作りしたクリスマスケーキを囲み、3人でクリスマスパーティーを楽しむ。

その後、穣と二人きりになった豊は、自分の家族との過去やトラウマを穣に打ち明ける。そして豊は、穣と種と出会ったことで、誰かと食事をすることの幸せを知ったことを穣に伝え、涙を流す。その日の帰り道、穣は秘めた思いが溢れ出し、別れ際に思わず豊にキスしてしまう。

――という物語が描かれる。

■“キス”の2文字と涙の告白にファン「涙腺と心臓を天に捧げることになりそう」

公式ホームページなどで見ることができる予告動画は、豊が「僕は…ずっと誰かと食卓を囲むのが怖かった」と声を震わせながら告白する場面からスタートする。

また、豊が種をギュッと抱き締めるシーンや、「僕は生まれて初めて幸せだと思ったんだ」と訴える豊の言葉を一つずつかみ締める穣の姿が映し出される。そこには“僕のすべてを、想いを、伝えたい”の文字が。

さらに“溢れ出す、秘めた想い”のテロップとともに、豊に「穣がいてくれてよかった」と言われた穣が映るも、その表情は切なくも苦しげで、胸がキュッと締めつけられる。

予告動画を見たファンからは「豊の涙ながらの告白に予告の時点で泣きそう」「それぞれ抱えていた思いが切ない」「原作でこのシーンすごく泣けたので、犬飼さんと飯島さんがどんな風に演じるのか楽しみ」「こういう愛情の表し方っていいな」「犬飼くんの豊が豊すぎて感涙」「涙腺と心臓を天に捧げることになりそう」などといった声が上がっている。