波瑠が主演、高杉真宙らと共演するドラマ「わたしのお嫁くん」(毎週水曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)の第6話が、5月17日に放送。速見(波瑠)の誕生日に、山本(高杉)がロマンチック大作戦を決行。協力する薫(古川雄大)と、絶対阻止しようとする正海(竹財輝之助)の“山本兄's”の個性が際立ち、「神回」と話題となり今回もTwitterでトレンド入りした。(以下、ネタバレを含みます)

■ズボラ女子・波瑠“速見”と家事力最強男子・高杉真宙“山本”の新感覚ラブコメディー

本作は、柴なつみ氏の同名コミックスが原作。波瑠が仕事を完璧にこなし憧れの存在でありながらも“ズボラ女子”の一面をもつ主人公・速見穂香を、高杉が速見の後輩で“家事力最強男子”の山本知博を演じる。新たな男女のあり方や、今の時代を生きる人たちの背中を押す新感覚ラブコメディー。

波瑠と高杉のほか、営業部の敏腕社員・古賀一織役に中村蒼、新入社員・花妻蘭役に前田拳太郎。山本知博の同期・赤嶺麗奈役に仁村紗和、速見穂香の親友・高橋君子役にヒコロヒー。さらに山本知博三兄弟の長男・正海役に竹財、次男・薫役に古川。速見穂香の父・健一役に宇梶剛士、母・良子役に富田靖子らが出演する。

■波瑠“速見”への高杉真宙“山本”のロマンチック大作戦がスタート

速見がようやく山本のことを好きだと気づいた。しかし、山本の兄・正海と交わした誓約書があり、その気持ちを伝えることができない。そんな速見の気持ちに気づかない山本は、速見の誕生日に告白しようと計画。そして速見に誕生日祝いに何が欲しいかと尋ねると、みんなでキャンプに行きたいと言った。

速見は親友の君子を、山本は兄の正海と薫を連れ、キャンプ場へ。山本は兄の薫に、このキャンプで速見に告白すると宣言。一方速見は、正海と話し合い誓約書を破棄してもらおうと機会を伺うが、正海は聞く耳を持つ気は全くない。どうしてもロマンチックに告白したい山本は、イルミネーションの聖地があると聞き、その場所に行ってみることにした。

しかし、山本がたどりついたのは、「イルミネーション」ではなく演歌歌手「入峰(いるみね)ショーン」の聖地。落胆しながらも目の前のパネルに顔をはめてみた山本は、パネルにつっこんだ勢いで足を滑らせ通りの下へと落ちてしまった。キャンプ場では山本がいなくなったと大騒ぎ。みんなで山本を探していたところ、速見が山本の場所を知る人に出会い、その場所に向かう。


■高杉真宙“山本”「俺は先輩の嫁ですけど、彼氏にもなりたいと思ってます」

「入峰ショーンの聖地」のパネルを見つけた速見が、山本と同じ行動を取り滑り落ちてしまうと、そこには山本の姿が。足をくじいた山本を速見がおんぶして戻る途中、山本の兄・正海と薫が、その様子を見かける。速見におんぶされ幸せそうに笑う山本を見た正海は、自分がずっと“おじゃま虫”だったことに気づく。そして、速見から誓約書を受け取りたき火の中へ入れた。

夜になり、速見が山本を心配して声をかけると、山本がしおれかけの小さな花を取り出し誕生日をお祝い。そしてついに「俺は先輩の嫁ですけど、彼氏にもなりたいと思ってます」と告白。すると速見も自分の気持ちを伝え、2人が両思いだったことが発覚する。いいムードでキス寸前のところを、ドラム缶風呂に入浴中の正海の大きな歌声がここでも邪魔をした。

■高杉真宙“山本”の兄・竹財輝之助“正海”と古川雄大“薫”が面白すぎる

本編冒頭に繰り広げられる“今までのダイジェスト”映像は、毎話個性的で面白いと話題。第6話は、山本三兄弟の次男・薫の弾き語りだったが、脚本を担当した橋本夏氏によると、作曲は薫演じる古川だったとのこと。自身の人生初作詞を薫が作曲し、歌唱してくれたとTwitterで明かし、感無量の様子だった。

また、山本のロマンチック大作戦に協力する薫と、絶対阻止しようとする正海の言動が面白すぎると話題に。「お兄さん達、最強ならぬ最高です」「正海兄さんに妨害されまくり」「薫兄の魅力爆発!!」「ずっと山本兄達のキャラの濃さ出ててめちゃくちゃ面白かった!」「6話は神回」などのファンの声でTwitterが盛り上がり、今回もトレンド入り。

SNSで公開された第7話の予告映像は、赤嶺の誤解を招く言動で、速見に好意をよせる新人・花妻が本気に。「絶対に僕のほうが、速見さんを笑顔にできると思います」と山本に宣戦布告したり、花妻が速見に告白したり、山本の福岡出張中に花妻が速見の看病に家を訪ねるシーンが続く。花妻が、ようやく両思いになった速見と山本の仲に入りこもうとする第7話は5月24日(水)放送予定。

◆文=ザテレビジョンドラマ部