SNSで大きな反響を呼び、“1番続きが気になるマンガ”と称された大ヒット漫画「犬と屑」が、実写ドラマ化することが決定。主人公・桜庭陽真役は、今作が地上波ドラマ単独初主演となる倉悠貴が務める。また、倉演じる陽真が高校時代に憧れていた美女・犬飼麗香役を三原羽衣、陽真の幼なじみ・犬飼秀司役を7 MEN 侍/ジャニーズJr.・中村嶺亜が務めることも発表された。同ドラマは、6月8日(木)よりMBSドラマ特区枠(深夜0:59-1:29)ほかで放送。

■人間の愛憎を描く凄絶(せいぜつ)ラブサスペンス

2021年6月に「ヤングマガジン」で連載をスタートし、「読む手が止まらない!」「面白くて展開がゾクゾクする」とSNSで大きな反響を呼んだ朝賀庵原作の「犬と屑」。本作は、幼なじみの失踪により、“幼なじみの妻”との禁断の初恋が動き出す、“羨望×嫉妬”人間の愛憎を描いた凄絶ラブサスペンスとなっている。

コンプレックスが強く、自尊心が低い“冴えない”主人公・桜庭陽真(さくらば・はるま)役は、本作が地上波ドラマ単独初主演となる倉が務める。また、陽真が高校時代に憧れていた、学校イチの美女・犬飼麗香(いぬかい・れいか)を、SNSの総フォロワー数210万を超え、女優としても活動する三原が演じる。

また、陽真の幼なじみで、何拍子もそろった完璧男子にして最低のクズ男子・犬飼秀司(いぬかい・しゅうじ)役には、中村が決定した。

■「犬と屑」あらすじ

20代半ばにして「成功体験」が無く、自分に自信がない“真面目だけが取り柄”の主人公・桜庭陽真(倉)には、腐れ縁ともいえる幼なじみがいた。

隣の家に住み、小学校から高校まで同じ学校に通っていた犬飼秀司(中村)は、スポーツ万能で成績もよく、おまけに容姿端麗ということもあり、陽真はあらゆる場面で比べられ、劣等感を植え付けられてきた。卒業後、しばらく会わなくなってからも、その感情は陽真の心に暗い影を落としていた。

ある日、陽真は高校時代に憧れていた美女・犬飼麗香(三原)と再会する。秀司と結婚し、東京に住んでいるはずの彼女がなぜ自分の元に現れたのか。そこには、ある秘密があった。

「秀司とはもう終わったの」“幼なじみの妻”と再会した一方で、“幼なじみ”とは連絡が取れなくなってしまう。トラウマにも似た劣等感は、初恋を思い起こさせ、禁断の感情が芽生える。


■倉悠貴コメント

初めて原作を読んだ時、謎が謎を呼ぶ展開にみるみる引き込まれていきました。初の地上波ドラマ単独主演ということで、不安もありますが、魅力あるキャスト、スタッフの方々とご一緒できて光栄です。

三人の歪な関係の中にある、それぞれの闇と愛情を丁寧に演じられるよう頑張ります。人間の表裏、愛憎が色濃く表れる作品になると思います。是非、お楽しみに。

■三原羽衣コメント

朝賀先生の原作を読ませて頂いた時、漫画好きの私の中でもTOP3に入るくらい面白くて、おこがましいですが「絶対に私が麗香を演じたい!」とひそかに思っていました。麗香を演じることが決まった時は、本当にうれしくて電話越しにマネジャーに叫んでしまいました(笑)。

私は、今まで、ピュアで真っすぐな役を演じることが多かったこともあり、演じたことのない役に挑戦出来る事に、とてもワクワクしています! 麗香は、きれいで明るくとても魅力的な女性ですが、彼女の中に秘めている闇の部分をどう表現すれ私なりの麗香を伝えられるのか? 麗香になりきり日々考えています。

今まで見せたことの無い一面を皆さんにお見せできるよう、精いっぱい楽しみ、頑張ります! 是非皆さま、楽しみにしていてください!!

■中村嶺亜コメント

まず今回ドラマ出演させていただける事が決まり、率直にうれしかったです。最近はミュージカルなどステージでのお芝居をたくさん経験してきました。久しぶりの映像作品ですがお芝居という面で通ずるところはたくさんあると思うので、これまで学んだ事を生かせられたらなと思います。

今回の犬飼秀司役はこれまでに比べてすごく大人っぽい役です。ただ、秀司は誰よりも子どもっぽくもあると思うので、そんな部分を楽しく演じられたらなと思います!