奈緒が主演を務める木曜劇場「あなたがしてくれなくても」(毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)第8話が、6月1日(木)に放送される。

■二組の夫婦による禁断の恋愛ドラマ

同ドラマは、2017年から漫画雑誌「漫画アクション」にて連載をスタートし、2018年には電子書籍「めちゃコミック」の年間ランキング1位を獲得したハルノ晴の同名コミックが原作。セックスレスをテーマに、問題を抱える二組の夫婦が出会うことで崩れていく夫婦関係や複雑にもつれていく関係を描く禁断の恋愛ドラマ。監督は「昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜」(2014年)を担当した西谷弘監督が務める。

■登場人物の役どころは…

問題を抱える二組の夫婦を、奈緒、永山瑛太、岩田剛典、田中みな実が演じる。奈緒は夫と結婚5年目で仲はいいがセックスレス歴2年、夫の愛を感じられず不安を抱えて過ごすOL・吉野みち、永山はコーヒーに強いこだわりを持つカフェの雇われ店長で、みちとはセックスレスでもいい夫婦関係を築けていると信じている吉野陽一を演じる。

岩田は働きぶりは優秀で人当たりも良く、端正な顔立ちのためひそかに社内のファンも多いが、誰にも言えない秘密を抱えているみちの会社の上司・新名誠、田中は今がキャリアの正念場だとプレッシャーを感じ、プライベートを犠牲にして仕事に没頭する日々を送るファッション誌の副編集長・新名楓を演じる。

また、ひょんなことから陽一と出会う色気を漂わせる謎の女性・三島結衣花役をさとうほなみが、あざとさとチャーミングさを兼ね備えたフタバ建設に勤めるみちの後輩・北原華役を武田玲奈が務める。

ほか、大塚寧々が誠の母親・新名幸恵役、MEGUMIが楓の上司でファッション誌の編集長・川上圭子役、宇野祥平が陽一が店長を務めるカフェのオーナー・高坂仁役で出演する。

■第8話のあらすじ

みち(奈緒)は、楓(田中みな実)に夫の誠(岩田剛典)との浮気を問いただされる。楓に「まだ会っているのか」と聞かれたみちは否定するが、楓は信じなかった。ただ謝ることしか出来ないみちに、楓は誠との関係の経緯を聞く。みちは、夫の陽一(永山瑛太)のことで悩んでいて誠に相談に乗ってもらった、と話し始め、「夫とセックスレスだ」と告げる。みちの言葉に動揺した楓は、自分と誠のことを重ねてしまい「レスが辛いからって不倫が許されるわけではない」と席を立った。

一方、陽一のカフェでは、結衣花(さとうほなみ)がかつての不倫相手の妻・岩井鞠子(佐藤めぐみ)と対峙(たいじ)していた。3年前の不倫を謝り、その後は一度も会っていないと言う結衣花だが、鞠子の怒りと寂しさは想像を絶するものだった。それ以降、夫とのセックスはおろか、触れたことも心から笑ったことも怒ったこともないと言う鞠子は「私の心は3年前に死んだ。二度死ぬのは耐えられない」と結衣花に言い放つ。その鞠子の言葉は結衣花だけでなく、陽一にも深く突き刺さる。

――という物語が描かれる。

■誠、みちに明かす「会社、辞めようと思ってるんだ」

最新の予告映像は、楓に「夫の浮気のお相手はあなたですよね?人の家庭をめちゃくちゃにしてよく平気でいられるわね」と責められたみちが「すみません」と謝るシーンからスタートする。その後、結衣花が陽一に「一日でも早く店長から離れたいです」と伝える場面や、楓が「誠は私とやり直そうとしてくれてるってことだよね?」と誠に問いかける姿などが映し出される。そして、動画は、誠がみちに「会社、辞めようと思ってるんだ」と告げるシーンで幕が閉じる。

予告動画を見た視聴者は「考えさせられる時間でした」「どっちの夫婦も切なくて涙が出ました」「4人の関係がどんどん複雑になっていきますね」といった7話の感想と共に「楓とみちのランチ…修羅場の予感…」「みんなが幸せになる未来がくることを祈ってます」などの声が上がり、どんな展開が待ち受けているのか注目が集まっている。