松下洸平が、7月19日(水)・26日(水)の2週にわたって放送される「美しい日本に出会う旅」(毎週水曜夜9:00-9:54、BS-TBS)の特別編に出演することが分かった。普段番組で“旅の案内人”としてナレーションを担当している松下が約1年半ぶり、2回目の旅へ出ることに。また、特別編のナレーションは瀬戸康史が担当する。

■3人が個性を生かした語り口調で日本各地をナビゲート

「美しい日本に出会う旅」は、2012年10月にスタートした紀行番組。「美しい日本」をテーマに、日本各地の四季折々の絶景や風物詩、受け継がれる手仕事や、旬の味覚、温泉などを紹介しており、井上芳雄、瀬戸、松下の3人が週替わりでナレーションとして出演。

普段は旅人が登場しない同番組だが、年に数回、井上、瀬戸、松下がそれぞれ旅に出る「特別編」や、3人と親交のあるゲストが旅をする企画を放送している。

■2回目の特別編…行き先は念願の“島根”!

松下は、2021年10月に番組に加入し、2022年1月26日放送の「松下洸平が行く巨樹の屋久島 千年の箸・島陶芸・珍味鮨!」で初めての“旅ロケ”に挑戦した。

6月末に番組公式Instagramで松下が旅に出ることは発表されていたが、その行き先や内容、放送日については未発表だった。今回の旅先である島根は松下自らの希望により決定した。


■松下洸平が地元漁師とともにシジミ漁へ

旅は宍道湖からスタート。松江市と出雲市にまたがる宍道湖は夕景の美しさで有名な国内7番目の面積の湖で、淡水に海水が入り混じった「汽水湖」。また、淡水魚と海水魚が共存し魚種豊富なことも特徴だ。松下は地元漁師の指導の下、名物のシジミ漁に挑戦。その後、地元の店で名物のシジミ料理や宍道湖で獲れた天然のウナギを堪能する。

松江市の玉造温泉では温泉街を散策し、足湯でほっこり。民藝のうつわを作る由緒ある窯元「湯町窯」では、世界的に有名なイギリスの陶芸家バーナード・リーチ氏の教えを受けた窯主の指導の下、陶芸に挑戦する。

■現地ガイドの案内で出雲大社を巡る

出雲市で足を運ぶのは、もちろんお目当ての出雲大社。現地ガイドの案内のもと、祓社、松の参道、八足門、神楽殿などを巡る。さらに、出雲の隠れたパワースポットとされる出雲大社の摂社「命主社(いのちぬしのやしろ)」や稲佐の浜へ。「日本三美人の湯」のひとつとされる出雲・湯の川温泉では、「湯宿・草菴」で料理長直伝の出汁作りを教えていただく。

そして島根県の東南端に位置する山に囲まれた里山・奥出雲町へも足を運ぶ。「いわけの棚田」ではたたら製鉄の時代に思いを馳せ、地元農家の指導で出雲そば作りに挑戦。さらに、国の名勝・天然記念物のV字峡谷「鬼の舌震(したぶるい)」も訪れる。

念願の出雲大社を訪れたほか、シジミ漁、そば打ち、陶芸、出汁作りなどさまざまな体験をした今回の旅。松下が出会う「美しい日本」と、旅で見せる“表情”にも注目だ。

番組公式SNS(Instagram・Twitter)では、「旅のおみやげ」の視聴者プレゼントも実施。詳細は番組公式SNSで告知するほか、放送の翌日正午からはTverなどで無料見逃し配信も行う。


■松下洸平 コメント

出雲大社はずっと気になっていた場所で、いつか行きたいと思っていましたが、なかなか行けるタイミングがなく、今回が念願の初島根旅になりました。

旅で一番印象に残ったのは、もちろん出雲大社。また、初体験のシジミ漁も印象的で、思った以上の力仕事にまず驚き、その後とても繊細な作業が待っていて…。漁師さんの熟練の技があってこそおいしいシジミを食べられるんだなと実感しました。

今回の旅でもその土地ならではのものを食べさせていただき、美味しい奥出雲の仁多米にも出会うことができました。

「美しい日本に出会う旅」のロケでは目の前の事に集中し過ぎて、途中カメラがまわっているのをつい忘れてしまいます。“役者の顔と違う僕の素の顔”があると思いますので、ぜひ一緒に旅をしている雰囲気を感じていただけるとうれしいです。

■プロデューサー コメント

前回の屋久島に続き松下さんが選んだ旅先は、島根県のパワースポット出雲。旅ではさまざまな体験をしましたが、行く先々で「うちで働かない?」と誘われていました。口裏を合わせたようにみんなから誘われるので、途中で笑ってしまいました。

宿でのイメージカット撮影時にはカメラスタッフ3人(全員男)が「俺が一番カッコイイ画を撮る」と永遠にカメラを止めないので、誰から見ても魅力的なのだなぁとしみじみ。

よく食べ、よく動き、よく笑う。そんなプライベート感満載の旅をお楽しみに! 最後に。スタッフを交えての夕食時に松下さんに乾杯の一言お願いしたところ、「おつかれ生です。乾杯!」と。どんな時も期待を裏切らない、我らが松下洸平でした(笑)。