深川麻衣主演、前田敦子、石井杏奈出演のドラマ「彼女たちの犯罪」(毎週木曜夜11:59-0:54、日本テレビ系、Huluでも配信)の第7話が、8月31日(木)に放送される。同作は、横関大の同名小説を原作に、“普通の幸せ”への渇望が3人の女性たちを狂わせていく様を描くスリリングサスペンス。一人の女性の失踪事件をきっかけに、彼女たちの人生は、思いもよらぬ方向へと進んでいく。

■失踪事件の裏側で交錯する危うい人間関係

大手アパレル企業で広報を担当している32歳の会社員・日村繭美役を深川が、裕福な家庭に嫁ぎ何不自由ない暮らしを送っている34歳の専業主婦・神野由香里役を前田が、刑事課に配置されたばかりの29歳の新人刑事・熊沢理子役を石井が演じている。

また、由香里の夫でありながら大学時代の後輩だった繭美と再会し交際を始める医師・神野智明役に毎熊克哉、高級住宅街に一人で暮らし由香里の唯一の友人になっていく謎多き女性・玉名翠役にさとうほなみ、理子とバディを組む先輩刑事・上原武治役に野間口徹が配役。

さらに、繭美の大学時代からの友人で唯一の独身仲間・亀山優子役の朝倉あき、由香里に孫へのプレッシャーをかけ使用人扱いする義母・神野素子役の山下容莉枝、智明の父で大学病院の外科部長・神野和雄役の遠山俊也、理子や上原と事件を追う刑事・脇谷翔太役の鈴木康介、繭美の会社に勤める癖あり後輩社員・井川凪沙役の鈴木ゆうからが脇を固める。

■これまでの放送では――

現場で見つかった万年筆から指紋が検出され、由香里の死体遺棄の容疑で智明に逮捕状が出た。身に覚えのない智明だったが、弁護士の佐々岡からは“賢い選択”をするよう助言される。

一方、智明が逮捕されたことをニュースで知った繭美は、理子の元へ行き、「智明は現場に行っていないのに、なぜ現場から智明の所持品が見つかったのか」と問い掛ける。

その後、繭美のマンションで二人が話し合っていると、上原がやってくる。


■第7話では――

DNA型鑑定の結果、伊東で発見された遺体は由香里のものではないことが判明。上原からそう告げられた智明は、驚きを隠せない。そんな中、智明は理子とのある出来事を思い出す。

一方、“偽装自殺”について、理子の“個人的な目的”があったのではないかと知った繭美は、理子と連絡がつかないことを気にしていた。そのことを相談すると、由香里は「私はもう逃げます」と身支度を始める。

――という物語が描かれる。

■破滅へと導く陰謀――恐れ逃げ惑う“彼女たち”

公式HPなどで公開されている予告動画では、上原に「遺体は、奥さんじゃなかったんです」と告げられ、「あのとき俺が見た遺体は誰なんですか?」といぶかしがる智明の姿や、「幸せのトレードなんて最初から無理だったんですよ!」と慌てた様子で荷物をまとめる由香里の姿などが描かれている。

理子は「大丈夫。すべては計画通りです」と言うが、一抹の不安を抱える繭美は由香里に「実は、理子ちゃん、個人的な目的があったみたいなんです…」と告白。焦った由香里は「理子さんに利用されてるとしたら、破滅する未来しかなくないですか?」と声を上ずらせている。

さらに、「まだまだこれからなんだから」と不気味につぶやく理子や、「熊沢理子覚えてる?智明と何かあったみたいなんだけど」と優子に相談する繭美、智明の耳元で「楽しんでいただけましたか?」とささやく理子の姿など、“彼女たち”が破滅へと向かう様子が映し出されている。

「彼女たちの犯罪」第7話は、8月31日(木)夜11:59より日本テレビ系にて放送。