AKB48の小栗有以、山内瑞葵、倉野尾成美、山崎空ら4人が主演を務める映画「ガールズドライブ」が11月10日(金)に公開。この度、本作に出演する他キャスト陣を代表して、小手伸也、水野勝、ハイキングウォーキング・鈴木Q太郎からコメントが届いた。

■女子高校生4人の冒険活劇「目指すは充実した夏休み!」

物語の主人公は、富士山が望める小さな街で陸上に青春を捧げている高校3年生の南小春(小栗有以)。スプリンターとして注目されていた彼女は、最後の大会で試合中に失格となる。練習に費やしてきた高校生活を振り返り、小春はショックのあまり引きこもってしまう。そんな彼女に追い打ちをかける事件が勃発し、立ち直ることのできないまま夏休みに突入する。

また、同じく青春の悩みを抱える同級生の由佳(山内瑞葵)、玲奈(倉野尾成美)、歩美(山崎空)は、そんな小春と「このまま夏休みを過ごしたくない」と意気投合し、東京へ向かうことを決意。4人がそれぞれの目的に向かって、一台の車で東京を目指す冒険活劇となる。

本作は、2015年に話題を呼んだ映画「イニシエーション・ラブ」(監督:堤幸彦、主演:前田敦子)の脚本を担当した井上テテ氏がリジナルストーリーを作り上げ、「gift」(出演:松井玲奈、遠藤憲一)、「恐怖人形」(出演:小坂菜緒、萩原利久)の宮岡太郎監督とタッグを組む。

■小手伸也 コメント

最初にお話をいただいた時は、少女たちの青春映画で自分が果たせる役ってなんだろうと思いましたが、思った以上に嫌な大人でした(笑)。大人は人生経験が長い分、傷ついた青春時代の思い出なんかをちゃかしたり、いっそ忘れることもできますが、その真っただ中にいる彼女たちはそういうわけにはいきません。

大人が新居をどこに構えるか悩むのと、子供がクラスの席替えで一喜一憂するのと、真剣さの度合いでは一緒のはずなのに、僕らはいつの間にか過去の熱量を「たかが〇〇」と思い出として振り返る賢しさを身につけてしまう。

そんな大人の、一見悪気のない、しかし子供にとっては致命的な距離感を、小栗さんはじめ主演の皆さんとよく話し合いながら演じていければと思っていたんですが、どうも撮影スケジュール的にそのような隙は一切なく…結果的に本当に得体の知れない俳優として、リアルな距離感を表現することができました(笑)。

なんだか前屈でつま先を触ろうと硬くなった体を折り曲げるが、その届かなくて痛い指先の距離感がモドカシイ、大人の皆さんにはそんな目線からも楽しんでもらえる作品になっていると思います。

■水野勝 コメント

自分もグループ時代にメンバーと映画やドラマを撮影してきました。そのときたくさんの俳優の方々にご協力いだだきました。

今回お話しをいただいた時に、今度は外から携わらせていただけるならという思いで取り組みました。学生時代の“一夏の思い出”ってとても印象深い経験ですが、自分も役を通して、楽しい夏の思い出ができました。

■鈴木Q太郎 コメント

参加させていただくことが決まった時は本当うれしく、そして楽しく撮影させていただきました!何はともあれ、私のことよりメインの4人がかわいい!そして素晴らしいお話です!ぜひ見ていただきたいです。

この文章を、本来なら実際に皆さまの前でコーラを飲んでゲップをせずに言いたいところですが、今回は芸人・鈴木Q太郎ではなく俳優・鈴木Q太郎ですのでコーラは遠慮しておきます(笑)。

※山崎空の崎は正しくは「立つさき」