二階堂ふみとGACKTが主演を務める映画「翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜」が11月23日(木)に公開される。公開を直前に控えた11月14日、“埼玉県民の日”にキャストが埼玉県内を“翔び”まわる、「映画『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』公開記念埼玉の埼玉による埼玉のため大感謝祭」を開催。第一弾として、11月14日よりEJアニメミュージアムにて開幕となる「翔んで埼玉展−埼玉の皆様、展覧会を作ってゴメンなさい。−」のオープニングセレモニーに、加藤諒と益若つばさが登壇した。

■映画「翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜」

本作は、魔夜峰央によるコミック「このマンガがすごい!comics 翔んで埼玉」を原作として、2019年に公開された映画「翔んで埼玉」の続編。今回は、埼玉を飛び出し日本全土を巻き込む天下分け目の東西ディスり対決が開幕する。

前作にも登場した麻実麗をGACKTが、壇ノ浦百美を二階堂が演じる他、滋賀解放戦線のリーダー“滋賀のオスカル”こと桔梗魁を杏、冷酷無慈悲な大阪府知事“関西のラスボス”こと嘉祥寺晃を片岡愛之助、埼玉解放戦線員を加藤諒・益若つばさ、滋賀解放戦線員の堀田真由・くっきー!(野性爆弾)・高橋メアリージュンが演じる。

また、現代パートに和久井映見、アキラ100%、朝日奈央、そして西のクセツヨ軍団として天童よしみ、山村紅葉、モモコ(ハイヒール)、川崎麻世、藤原紀香の出演が発表されている。

■加藤諒のテープカットでオープンした「翔んで埼玉展」

前作に引き続き、麻実麗率いる「埼玉解放戦線」のメンバーとして麗や百を支える信男とおかよを演じた加藤と益若。埼玉県民の日に2人が姿を現すと、会場内は取材メディアによるまばゆいフラッシュに包まれた。

温かいムードで歓迎された加藤と益若は、それぞれ笑顔であいさつ。さっそく、「翔んで埼玉展」のオープンを飾るテープカットを行った2人だったが、今回テープカット初挑戦という加藤は緊張気味の表情で「やり方合ってたかな…?」と繰り返し確認。

テープカットを終え、この展覧会を体験した加藤と益若は興奮した様子で、作中に登場する“埼玉県人の夢の街”である池袋屋上に構える埼玉解放戦線のアジトを再現した巨大セットの前で記念撮影。

6月に本作のプロモーション第一弾として行われた行田市の田んぼアートイベントにも参加した2人。「あれから約半年も経つんですね…! 当時はGACKTさんを差し置いて、最初のイベントが僕らでいいのかなと思ってた」と懐かしむ加藤は、「今回こんなすてきな展覧会に参加させていただき、レッドカーペットも歩けるなんて!」と感動しきりの様子を見せた。

一方の益若も「埼玉解放戦線が作戦会議するアジトは、私たちも実際に撮影した場所なので思い入れが深いです。映画では一瞬ですが、この展覧会で皆さんにも埼玉解放戦線の気持ちになってほしいな」と展覧会の見どころとともに、全国からの来場に期待を寄せた。

■クオリティーの高いオリジナルグッズを絶賛

また、展覧会で発売されるオリジナルグッズについて触れた2人。真っ先に自身が演じた信男の衣装がデザインされた「衣装モチーフタオルハンカチ」や「そこらへんの草柄ネクタイ」を手にした加藤は、そのクオリティーの高さを絶賛。「衣装には『蕨(わらび)』と書いてあるんですが、この蕨という文字、実は僕の直筆なんです!」と撮影秘話も披露し、ネクタイについては「今日の衣装にもぴったりだから、買って帰ろうかな…」と真剣に悩む様子も見せた。

対する益若は「展覧会に行ってきましたクッキー」を手に取ると、「包装紙に『埼玉ホイホイ』が描かれてる! 前作を見た方はグッとくると思います(笑)」と、遊び心あふれるグッズの数々を笑いながらオススメ。終始ハイテンションで劇中の信男 & おかよらしい軽快なトークが展開されると、場内からは度々笑いが巻き起こった。

■最後には本作ならではの注意喚起も

最後に、加藤は「『翔んで埼玉』を皆さんがたくさん愛してくれたことで、こんなすてきな展覧会が開かれるくらい大きな作品になったんだなと思います」と感慨深げにコメントしつつ、「ぜひ埼玉の皆さんに展覧会にお越しいただきたいですし、埼玉以外の方にも埼玉の良いところが伝わるような作品なので、ぜひ映画を皆で広めていきましょう!」と力強くコメント。

益若は、「前回だけでも埼玉をディスりきったと思いきや、続編も『まだこんなに残されているのか!』と思うくらい“埼玉愛”にあふれています。今回は、関西にも飛び火して、私たち埼玉解放戦線は海を求めて戦いに挑みます!」と熱くアピール。

続けて、「続編は埼玉だけじゃなく色々な県がディスられているので、皆さん油断せずに気を付けてください! ぜひ劇場で大笑いしてもらえるとうれしいです」と、本作ならではの注意喚起を促し会場を笑わせた。

※川崎麻世の崎は正しくは「立つ崎」