伊藤沙莉がヒロインを務める連続テレビ小説「虎に翼」(毎週月〜土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月〜金曜の振り返り)。第6週となる「女の一念、岩をも通す?」が5月6日(月)より放送される。

■「虎に翼」とは…

同作は、日本で初めての女性弁護士の一人となった三淵嘉子をモデルにしたオリジナルストーリー。昭和の初め、女性に法律を教える日本で唯一の学校へ入学し、法曹の世界に進んだ主人公・猪爪寅子(伊藤)。出会った仲間たちと切磋琢磨しながら、日本初の女性弁護士で後に裁判官となり、困難な時代に立ち向かい、道なき道を切り開く寅子の姿を描く。脚本は吉田恵里香氏が担当する。

■第6週「女の一念、岩をも通す?」あらすじ

第6週では――

いよいよ高等試験に臨む寅子(伊藤沙莉)。よね(土居志央梨)、涼子(桜井ユキ)、梅子(平岩紙)、香淑(ハ・ヨンス)、そして、優三(仲野太賀)も狭き門に挑むが、結果はそろって不合格となる。女子部の合格者ゼロとなった明律大学は来年から女子部の募集を中止すると発表。

女子部の面々は、あと一年だけ待ってくれと学校側に懇願するが、香淑、涼子、梅子はそれぞれの事情で受験を断念することに。翌年、みんなの思いを背負った寅子はようやく合格を果たし、日本初の女性弁護士が誕生する。

――という物語が描かれる。

公式HP掲載の予告動画は、「はじめ!」という声と共に、寅子、よねが試験に挑むシーンが流れ、スタートする。その後、「私たちは私たちの力だけで、みんな揃って合格したい」という寅子のセリフの後に、目に涙を浮かべる涼子、涙をこぼしながらも笑顔を見せる香淑、優しい表情で真っすぐ前を見る梅子の姿の映し出され、それぞれにさまざまな事情を抱えながらも、一生懸命生きている様子が伝わる。

また、場面が切り替わると、「長年にわたって染みついたものを変えるというのは容易ではない」という穂高(小林薫)の声と一緒に、去っていくよねの後ろ姿を見つめる寅子の姿と、大喜びする寅子、優三ら猪爪家の面々の姿が。

そして、最後に、寅子、よね、涼子、梅子、香淑、玉(羽瀬川なぎ)が海ではしゃぐシーンと共に「ずっと思い出を作っていくと思っていた」という梅子のせりふが流れ、動画は幕を閉じる。

日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ女性・猪爪寅子の人生にどんな展開が待ち受けているのか注目が集まっている。