13人組アイドルグループGANG PARADEが、5月22日(水)に3曲入りのニューシングル「パショギラ / 躍動 / ROCKを止めるな!!」をリリースする。リード曲「パショギラ」は、KEYTALK首藤義勝(Vo./Ba.)をプロデュースに迎えバンド全員が演奏に参加したノリノリな1曲。カップリングにはKOTONOHOUSE×GANG PARADEのタッグによる和モダンなダンスチューン「躍動」、そしてTHEイナズマ戦隊が全面プロデュースしたエモーショナルなロックナンバー 「ROCKを止めるな!!」を収録している。そんなGANG PARADE(ヤママチミキ、ココ・パーティン・ココ、ユイ・ガ・ドクソン、キャ・ノン、チャンベイビー、ナルハワールドの6名)に、ニューシングルに対する想いやグループとして13人でまとまっていくための秘訣を聞いた。

■ニューシングルは「今のGANG PARADEを象徴する3曲になっている」

ーーニューシングルのリード曲「パショギラ」を最初に聴いた時の印象はいかがでしたか?
キャ・ノン:一回聴いただけで頭から離れなかったです。最初は歌詞が付いてない状態で曲だけ頂いたんですけど、その時点でこの曲絶対ライブでやったら楽しいだろうなってイメージが浮かんでました。そこに明るくて楽しい歌詞が付いて、音もめっちゃカッコ良いので、両方が良いなと思いました。

ユイ・ガ・ドクソン:私はスロットのイメージが強くて。最初は負け越してるけど、逆転勝利してフィーバーみたいな感覚を覚えました。歌詞には私たちが伝えたキーワードを取り入れていただいたんですけど、“確変”とか“一発逆転”っていうワードは私が考えました。

――メンバーみなさんでキーワードを出し合ったんですね。どんなワードをだしたのでしょうか。

ココ・パーティン・ココ:私は“悪戯”と”ダンシング”ですね。メンバーそれぞれから出たワードから連想して、首藤さんが歌詞を書いてくださいました。

――13人が出した言葉をまとめて仕上げたんですね。

ココ:そうですね、サビの部分はセイ(カ能セイ)ですね。

ユイ・ガ・ドクソン:パッションギラッとダンシンピーポー。ギラギラとか。

チャンベイビー:私も「ギラギラ」出しました!

ナルハワールド:私は採用されずでしたけれど(笑)、「仮面舞踏会」でした。楽曲はダンスのイメージがあったのでダンシンピーポーと近いですね。

ーーリード曲「パショギラ」の聴いてほしいポイントを教えてください。

ヤママチミキ:ココ(※ココ・パーティン・ココ)の「掻き乱せ」ですね。2チームに分かれてレコーディングをしたんですけど、私はココと同じタイミングでした。レコーディング中のココの歌を聴いて、「めっちゃ良い!」って思わず声に出ちゃうくらい素敵でしたね。

ユイ・ガ・ドクソン:最近ココはメンバーを奮い立たせがちだよね(笑)。滾れ、滾れ、とか。

ヤママチミキ:ココのパートのあとに曲調が変わって、「躍動」もそうだったんでそこが続いていたのでいいなと思いました。

ユイ・ガ・ドクソン:私の中で、ライブ中の沸き立つときのあおりもココ多いやんな。沸き立たせ上手!

ココ・パーティン・ココ:パート割りが同期で固まってたり、サビを皆で歌った後に可愛い1フレーズがあったり、そういう部分が面白いので聴いてほしいですね。

ユイ・ガ・ドクソン:歌の割り当てが良い感じで、歌詞の内容とキャラが合っているので聴いてほしいです。ナルの“愛嬌でなんとかなるの”って部分とか。

ヤママチミキ:ちょっと悪口みたいになってる(笑)

ナルハワールド:わるぐち・・(笑)

ユイ・ガ・ドクソン:ユメノユアの「夢の競演」とか、キャン・GP・マイカの「おいでよチェリー」とか、カ能セイの「ノリだけでなんとかなる」とか(笑)、「花の金曜日」のところは“キンタマキラキラ”のキラ・メイが歌ってたり。

――チャンベイビーさんは?

チャンベイビー:「つまづいたって」「さんにーいちきゅー」ですね。私はレコーディング後に納得がいっていなくて、もう一度録らせてください、ってお願いして録り直したテイクが採用されていてよかったです。

キャ・ノン:私は「うっかり逆転大勝利」

ヤママチミキ:私は・・・「挟み撃ち」? これ、月ノウサギと二人で歌っているんですが、けっこうスゴイなと思いました。

ユイ・ガ・ドクソン:ミキと月で挟み撃ちってのがすごいよな。今気づいたんだけど、「挟み撃ち」もパチンコのメージやね。そして、ココは「午前30時」担当(笑)。

ココ・パーティン・ココ:「強がりで寂しがり」っていうフレーズもいただいたんですが、めちゃ私っぽいなって思いました。私たちのことをよく知ってくださっているスタッフさんとKEYTALKの首藤義勝さんが考えてくださいました。

■ギャンパレのロック魂炸裂の「ROCKを止めるな!!」


ーー2曲目「躍動」の注目ポイントを教えてください。

チャンベイビー:イントロの振り付けが最初全員でギュってなっているんですが、その部分が“数の暴力”って感じで、見てる人を圧倒させるぞって気持ちでやっているので注目してほしいです。

ユイ・ガ・ドクソンン:いつも以上に音ハメを意識した振り付けになっているので、そこが要注目です。

キャ・ノン:フォーメーション移動も細かくて緻密なんですよ。皆で一斉に回るところがあるんですけど、そこがめっちゃ綺麗です。13人のフォーメーションなので、少しでも遅れたら罪なんですよ。

ココ・パーティン・ココ:大罪!

ーー3曲目「ROCKを止めるな!!」もエモい楽曲ですね!



ココ・パーティン・ココ:THEイナズマ戦隊さんとライブでご一緒させていただいた時から、曲を書いてほしいってずっと思っていて。THEイナズマ戦隊さんの曲にギャンパレが乗ると、どういう感じになるのか興味深かったたんです。ストレートに気持ちを伝えるギャンパレらしい楽曲ができたのが、私的にすごく嬉しかったです。歌詞のフレーズがこんなにも毎度刺さるのかって感じで、何回聴いても感動しますね。今のタイミングでこの曲をいただけたことがGANG PARADEにとっても大きいなって思っています。

ユイ・ガ・ドクソン:レコーディングの時に、THEイナズマ戦隊の久保さんと丈弥さんが来てくださったんです。丈弥さんはブースの中まで来て、ロック魂を直接教えていただきました。私は特にナル(ナルハワールド)のパートにグッときましたね。

ナルハワールド:本当にとなりで教えてくださったのが良かったのかな。

ーー今回のシングルはGANG PARADEにとってどのような作品ですか?

ココ・パーティン・ココ:3曲ともジャンルは全然違うんですけど、13人で魅せられる今のGANG PARADEが詰まっている作品だと思います。色んなクリエイターさんに依頼して、全く違うタイプの曲を作っていただきました。「躍動」は和テイストなんですけど、シンプルかつダイナミックなダンスがギャンパレっぽいですね。今のGANG PARADEを象徴する3曲になっています。

キャ・ノン:3曲とも全然違うけど、違う方法でカマせる曲になっていると思います。

ユイ・ガ・ドクソン:これがギャンパレだぜ!!っていうね。

■豪華版特典の野音ライブは・・・「龍がいた」

ーー本作の初回生産限定盤には日比谷野音ワンマン公演の映像が収録されていますが、ライブを振り返った感想や見どころを教えてください。

チャンベイビー:13人で野音のワンマンをやるのは初めてだったんですけど、冬の魔法がかかっていて泣きそうになりました。あとは空気が神秘的だったなと思います。龍もいました。

――龍がいた?

ユイ・ガ・ドクソン:いたんです。チャンベイビーとアイナスターも龍がいたと言っていて。

チャンベイビー:上に登っていく龍が見えて。たぶん、みんなそれぞれ見えている龍が違くて…。

ユイ・ガ・ドクソン:あのとき感じた不思議な感覚をなんて表現したらいいのかと思っていたんですけれど、「龍だ!」って思ったんですよ。

キャ・ノン:私は感じてない…。

ナルハワールド:私も感じなかったな。

ココ・パーティン・ココ:私は…半々(笑)。


――演者にしかわからない龍だったんでしょうか。

ユイ・ガ・ドクソン:どうでしょう。お客さんからも龍を感じた人を募ってみたいですね。

ココ・パーティン・ココ:龍がいるような気がしました。野音って皇居に近くて、空気が綺麗なんですよね。歴史的な場所で、沢山のアーティストの方が大事にしてるんだなってことを冬の野音を通して感じました。

ーーリリースイベントもたくさん実施されて気合が入っていますね。

ヤママチミキ:今回は土浦をはじめ、今までやったことない場所でのリリースイベントなので、普段のライブではなかなか出会えない方に会える機会ですし、どういう人が立ち止まって見てくれるのかなっていうのはいつもすごく楽しみにしています。

ココ・パーティン・ココ:リリースイベントは色んな場所でやるので、毎回やる場所に合わせてメンバーでセットリストを考えるんですよ。シチュエーションがバラバラなのが面白いです。

チャンベイビー:ギャンパレのライブは撮影OKなので、見てくださる方には「パショギラ」をバズらせてほしいです。(笑)歌詞もTikTokを見てる人が好きそうなので、バズったら嬉しいですね。

■13人でまとまっていくための秘訣「自由な時は皆のびのびやること」

ーー13人でまとまっていくための秘訣はありますか?

ココ・パーティン・ココ:自由なところをめっちゃ自由にしてるから、まとまってるのかなと。パフォーマンスはもちろんしっかりやるんですけど、例えば地方に行った時に皆好きなもの食べに行くみたいな。(笑)なので自由な時は皆のびのびやるっていうのが秘訣かなと個人的には思います。

キャ・ノン:お弁当の取り合いで喧嘩になる時は、じゃんけんで解決するので平和です。あと、車で移動する時の席はくじ引きアプリで決めますね。そういうのが結構大事だと思います。少し狭めの席に2人で座らないといけない時もあるんですけど、そういう時にハズレのメンバーだけで写真を撮るみたいな

ユイ・ガ・ドクソン:不運を笑いにするのも仲良しの秘訣です。それと、しょうもないことで喧嘩するのも大切ですね(笑)。

ーー皆さん仲が良いんですね。

ココ・パーティン・ココ:そうですね。人数が多いから逆に良いですよ。例えば5人しかいないと、ずっとその5人でいないといけないじゃないですか。でも13人もいると飽きないし、選択肢がたくさんあるんですよ。(笑)なので居心地が良いですね。

キャ・ノン:今日はあんまり喋りたくないなと思ったら、喋らないこともできますし。

ーー最後に、今後やってみたいことはありますか?

ココ・パーティン・ココ:ギャンパレでYouTubeをやりたいですね。メンバー発信の企画ものをやったら絶対面白いだろうなって思ってます。

キャ・ノン:確かに、今の撮っておけばめっちゃ面白かったのにっていうのがよくありますね。
私はラジオがやりたいです。GANG PARADEの番組が欲しいですね。

ナルハワールド:スイーツが好きなので、そういう仕事ができれば嬉しいです。作るのはあんま上手じゃないですけど(笑)。

チャンベイビー:個人では雑誌撮影とかで、色んな可愛いお洋服を着たいです。グループとしては、TikTokでバズりたいですね。

ユイ・ガ・ドクソン:私はグループで、ザテレビジョンの表紙を飾りたいです!レモンを持ってやりたいですね。