赤楚衛二が主演を務める木曜劇場「Re:リベンジ-欲望の果てに-」(毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系/FODにて配信)。5月23日に放送された第7話では、術後に美咲(白山乃愛)の容態が急変したことで、陽月(芳根京子)が取り乱してしまう姿に、視聴者から「辛すぎる」「嘘でしょ…」などの声が多く上がった。(以下、ネタバレを含みます)

■「Re:リベンジ-欲望の果てに-」とは

同作は、巨大病院で巻き起こる権力争いをきっかけに、さまざまな事件が起こり、登場人物たちの「野心」と「復讐(ふくしゅう)心」が入り乱れ、人間の内に秘めた「欲望」がむき出しになっていくリベンジサスペンス。主人公の海斗が、父親の事件をきっかけに巨大病院の権力争いに立ち向かう物語が展開していく。

巨大病院「天堂記念病院」の理事長の息子・海斗を赤楚、「天堂記念病院」の優秀な心臓血管外科医・大友を錦戸亮、海斗の恋人で「天堂記念病院」の小児科で働く看護師・陽月を芳根、海斗に思いを寄せる出版社の記者・木下紗耶を見上愛、陽月の妹・美咲を白山が演じている。

■美咲の手術は成功し、海斗はプロジェクト発表の記者会見を開くが…

天堂記念病院では、陽月の妹・美咲の手術が行われていた。血管から出血し、危険な状態に陥る美咲だったが、執刀医・岡田千尋(内田慈)の機転により難を逃れ、手術は成功する。美咲の手術の成功と「心臓血管外科プロジェクト」の始動は、海斗の出版社時代の後輩・紗耶によって大きなニュースに。

美咲の病室に大友が現れ、独断で診察しようとするが、海斗に止められてしまう。そして海斗は大友に休暇を言い渡すのだった。数日後、美咲の熱が下がらないことに不安を抱いた陽月は、担当医の岡田に診察してほしいと海斗に伝える。ところが、岡田は美咲の病室を訪れることはなかった。

そして翌日、美咲の容態は急変する。陽月はパニックになりながらも医師を呼ぼうとするが、病棟には岡田も大友もおらず、会見場では手術成功とプロジェクト発表の記者会見が始まっていた…。



■最悪の展開に、「うそでしょ…」と視聴者騒然

美咲の手術は成功したかに思われたが、終盤で美咲の容態は急変。岡田も大友も病院にいないという最悪の状況の中、陽月が取り乱す姿にSNSでは「辛すぎる…」「そんなうそでしょ…」「なんで岡田先生来ないの?」「こんな展開嫌すぎる」「海斗のせいじゃん!」などの声が上がり、美咲が亡くなったシーンでは、衝撃の展開にショックを受けた視聴者の投稿が相次いだ。

第7話のラスト、医師の若林雄介(橋本淳)から、岡田が手術中にミスをした可能性があるという話を聞いた海斗。権力を手にしてから人が変わってしまったように見える海斗は、この後どんな決断をするのか?医療過誤はあったのか?第8話が待ち遠しい。

◆文=奥村百恵