生見愛瑠が主演を務める火曜ドラマ「くるり〜誰が私と恋をした?〜」(毎週火曜夜10:00-10:57、TBS系)の第8話が、5月28日(火)に放送される。このたび、本作のプロデューサーを務める八木亜未氏のコメントが到着。第8話放送に向けて注目ポイントを語った。

■世界が一変したヒロインが“恋の相手”と“本当の自分”を探す

同ドラマは“恋の相手”と“本当の自分”を探す、指輪を巡るラブコメミステリー。緒方まこと(生見)は、プライベートでも会社でも人に嫌われないよう、自分自身の素を見せず、悪目立ちしないように生きてきた24歳。しかし、桜の舞うある夜に事故で記憶喪失になってしまう。

記憶を失い“くるり”と世界が一変したヒロインが、不安と同時に自分らしさから解放され、“私歴一年”の赤ちゃんとして本当の自分らしさを探していく。

■まことに関わる人物を演じるのは…

恋の四角関係を繰り広げる男性キャストとして、自らを“元カレ”と語る西公太郎役の瀬戸康史、自らを“唯一の男友達”と語るまことの同僚・朝日結生役の神尾楓珠、自らを“運命の相手”と語る板垣律役の宮世琉弥が出演。

年齢もタイプも異なる3人だが、唯一の共通点は、記憶を失ったまことの自分探しの手掛かりとなる指輪がピッタリとはまること。物語が進むにつれて、3人との関係性だけでなく、まこと自身も変化していく。

また、記憶を失くしたまことの初めての友達・平野香絵役で丸山礼、まことが通う「井口メンタルクリニック」の医師・井口太郎役を肥後克広、そのスタッフで太郎の妹・井口千草を片平なぎさが演じる他、高野洸、小日向ゆか、村方乃々佳、ともさかりえら個性豊かな面々がストーリーを盛り上げる。

■まことにとって“唯一の男友達”・朝日がついに動き出す!

これまで仕事や生き方に悩むまことを時に厳しくも優しく支えてきた公太郎。そんな公太郎とまことの心の距離が一気に動き出した第7話では、まことの後押しによって思い出したくない記憶を持つ公太郎が幼なじみとの過去のわだかまりを解消した。

思い出せない記憶を持つまことにとっては、悲しい記憶をも上書きする思い出の大切さを痛感する出来事になった。そして、距離を徐々に近づけるまことと公太郎。第8話では、そんな2人をもどかしく見ていた朝日が動き出す。


■プロデューサー・八木亜未「いろいろなことが明らかになっていく第一弾」

後編に突入し、いろいろなことが明らかになっていく第一弾が8話です。予告でも出していますが、朝日がまことに告白します!

このシーンには朝日のいろいろな思いが込められているので、演じる神尾さんとも「これは言えるか?」と相談をさせていただきながら台本を作りました。朝日の思いがどうまことに届くか、そして、この告白を機に男性陣の関係性にどんな変化が起こるのか? 楽しんでいただければと思います。

律演じる宮世さんが登場するあるシーンには、小さなお子さんが撮影に参加しましたが…宮世さんが子供に大人気で、“金髪の人”と呼ばれながら縄跳びをしたり、おしゃべりをしたり…。

走り回ってお母さんを困らせていたエキストラ出演が初めての子も、宮世さんが抱っこした途端に大人しくなるという一幕も。サービス精神旺盛で、お子さんたちと遊ぶ姿がとてもほほ笑ましかったです。一体どんなシーンなのかは…放送でぜひチェックしてください!

公太郎さんとのデートの約束は、まことが思い出した雨の日の記憶とは、そして、一体誰の、何の“うそ”が明らかになるのか。ぜひお見逃しなく!


■「くるり〜誰が私と恋をした?〜」第8話あらすじ

第8話は――

誰かにつけられていた記憶を思い出したまこと(生見愛瑠)は、恐怖で思わず公太郎(瀬戸康史)にしがみついてしまう。まことを心配した公太郎は朝までそばにいてくれるが、まことは自分の記憶が戻ったらどうなってしまうのかと不安を覚えていた。

ある日、朝日(神尾楓珠)がまことを訪ねてリングショップにやってきた。まことから「みんなに優しい」と言われた朝日は、「俺が優しくしたいのは緒方だけだから」と真剣な表情で告げる。そして、チャンスが欲しいとまことをデートに誘うのだった。そんな中、律(宮世琉弥)からランチに誘われたまことは、律の様子がどこかおかしいと感じる。

朝日とのデート当日。朝日の希望でアートイベントにやってきた2人は、楽しい時間を過ごしていた。だが、そこに思いもよらぬ人物が現れて…。ついに朝日は自分の気持ちに正直になる。

――という物語が描かれる。