韓国出身13人組ボーイズグループSEVENTEENが5月25、26日に日産スタジアムにて「SEVENTEEN TOUR 'FOLLOW' AGAIN TO JAPAN」を開催。4公演の日本スタジアムツアーで25.4万人を動員し、ツアー最終日となった26日の公演は彼らのデビュー9周年記念日と重なり、会場も大いに盛り上がった。本記事ではそんな26日公演の模様をレポートする。

■大歓声のなか、13人完全体で登場

ダイナミックなオープニング映像が始まると会場のテンションは一気にヒートアップ。映像が終わるとともにスクリーンの奥から、きらびやかなシルバーの衣装をまとった13人が登場すると大歓声が沸き上がった。

1曲目「Super」から華々しく始まり、2曲目の「DON QUIXOTE」ではMINGYU(ミンギュ)とDINO(ディノ)がジャケットを脱ぎ、タンクトップ姿で露わになった肉体美に会場はさらに盛り上がる。続けて3曲目は「CLAP」。CARAT(SEVENTEENのファンネーム)による息の合った「チャチャチャチャ」の掛け声がスタジアム全体に響き渡った。

最初のMCパートでは、HOSHI(ホシ)が「9周年というこの日を、大きなステージで全世界のCARATの皆さんとご一緒できるということがとっても嬉しいです!」と喜びのコメント。続くメンバーたちによるユニークな挨拶タイムを経て、「Don't Wanna Cry」「F*ck My Life」「Rock with you -Japanese ver.-」を披露した。

■ユニットごとのステージも圧巻

ユニットごとのステージもSEVENTEENならでは。SEVENTEENには「13人のメンバー、3つのユニットで、1つのグループ(13+3+1=17)」を形成するという意味が込められていて、グループ内には3つのユニット、ボーカルチーム、パフォーマンスチーム、ヒップホップチームが存在する。

ユニットステージ1組目は、淡いピンクと白を基調にした衣装で登場したWOOZI(ウジ)、JEONGHAN(ジョンハン)、JOSHUA(ジョシュア)、DK(ドギョム)、SEUNGKWAN(スングァン)の5人で構成されたボーカルチーム。「Pinwheel -Japanese ver.-」「Dust」「Yawn」を爽やかに披露し、会場を魅了した。続いて、黒衣装で揃えたHOSHI(ホシ)、JUN(ジュン)、THE 8(ディエイト)、DINO(ディノ)によるパフォーマンスチームのステージ。「I Don't Understand But I Luv U」「HIGHLIGHT -Japanese ver.-」「Back 2 Back」をキレのあるパフォーマンスとともに披露した。ユニットステージラストは、S.COUPS(エスクプス)、WONWOO(ウォヌ)、MINGYU(ミンギュ)、VERNON(バーノン)で構成されたヒップホップチーム。紫で統一された衣装を身にまとった4人が「Fire」「Back it up」「Monster」をエネルギッシュに披露すると、会場の熱気はさらに高まった。

■会場が一つになったアカペラ歌唱も

ユニットステージが終わると、セット&衣装チェンジを終え再び13人で登場。DK(ドギョム)がバットをフルスイングするフリから始まった「HOME;RUN -Japanese ver.-」に続き、「Left & Right」「Beautiful」「God of Music」が披露され、華やかなセットと明るくにぎやかな人気曲で会場もノリノリに。

2回目のMCパートでは、DK(ドギョム)がアカペラで「ひとりじゃない」を歌い出すと、メンバーそしてCARATが合唱する場面も。会場の一体感が増した感動的なシーンのあと、SEUNGKWAN(スングァン)がS.COUPS(エスクプス)に「ビタミンブー!」とパワーを注入するくだりでは、全体が笑いと歓声に包まれた。

そして、SEUNGKWAN(スングァン)が「凄く、本当に、たくさん、とっても、超、めっちゃ好きな曲です」と熱く語った「April shower」、続けて「All My Love -Japanese ver.-」を熱唱。9周年の記念日ということで、韓国デビュー曲「Adore U」と日本デビュー曲「CALL CALL CALL!」をCARATたちと一緒に歌う場面もあり、会場は温かな雰囲気でいっぱいになっていた。

■「90年、900年、9000年、9万年といつまでも一緒に…」

公演も終盤に差し掛かり、4月にリリースしたアルバム「17 IS RIGHT HERE」のタイトル曲「MAESTRO」を披露。全身を黒の衣装で包み、痺れるパフォーマンスは圧巻。最後の曲「HOT」では、色とりどりの花火が何発も打ちあがり、会場の高まりは最高潮に。

アンコール曲は、「今 -明日世界が終わっても-」から始まり、「Run To You -Japanese ver.-」「Together -Japanese ver.-」と最新の日本語曲を披露。そして、13人それぞれが公演を振り返り、思いを明かした。

統括リーダーを務めるS.COUPS(エスクプス)はCARATへの感謝のあと、「日産(スタジアム)よりもっと大きいドームがあるんだって? 僕はそこにも行ってみたい!」とさらなる野望も口に。「今回で僕たちは9年ですけれども、9年ではなく、90年、900年、9000年、9万年ぐらい? いつまでも一緒に頑張り続けられる、そういった歌手でいたいと思います」というDK(ドギョム)の発言には、「9万年は努力ではどうにもならないですよ」というメンバーの冷静なツッコミで笑いを誘う一面もみられた。

■サプライズ「アジュナイス!」に大歓声

メンバーたちによるCARATへの感謝と愛に溢れた挨拶のあと、「Headliner」が披露され、そしてお決まりの「VERY NICE」へ。歌い終わったあとも、「アジュ〜〜ナイス!」の掛け声で何度も曲がかかり、メンバーの自由ダンスやCARATを巻き込む演出に会場は大盛り上がり。そして、終演。場内アナウンスが流れ始め、誰しもが「終わりか…」と思ったそのとき、「アジュ〜〜〜」という掛け声で、なんと再びスクリーンが開き、中から13人が笑顔で登場するというサプライズが。予想だにしなかった「アジュナイス!」に割れんばかりの歓声が沸き上がり、DINO(ディノ)が「SEVENTEENコンサートはすべての皆さんが一緒に作るコンサートだと思います。これがSEVENTEENのコンサートです!」とコメントを残した。

日産スタジアムを隅から隅まで走り回り、約4時間、圧巻の歌とパフォーマンス、そして楽しいMCで観客を沸かせたSEVENTEEN。今回の日本スタジアムツアーでは、4公演で25.4万人を動員し、全世界配信も合わせ、多くの人々を熱狂させた彼らの活躍にますます目が離せない。


■SEVENTEEN「SEVENTEEN TOUR 'FOLLOW' AGAIN TO JAPAN」2024年5月26日 日産スタジアム セットリスト

1.Super
2.DON QUIXOTE
3.CLAP
4.Don't Wanna Cry
5.F*ck My Life
6.Rock with you -Japanese ver.-
7.Pinwheel -Japanese ver.-
8.Dust
9.Yawn
10. I Don't Understand But I Luv U
11.HIGHLIGHT -Japanese ver.-
12.Back 2 Back
13.Fire
14.Back it up
15.Monster
16.HOME;RUN -Japanese ver.-
17.Left & Right
18.Beautiful
19.God of Music
20.April shower
21.All My Love -Japanese ver.-
22.MAESTRO
23.HOT
<アンコール>
24.今 -明日世界が終わっても-
25.Run To You -Japanese ver.-
26.Together -Japanese ver.-
27.Headliner
28.VERY NICE

※CARATタイムを除く