アイアンマンやキャプテン・アメリカ、ソーなど様々なヒーローが登場するマーベル作品の中でも、とりわけクセが強くてワケありな、銀河の落ちこぼれたちが集結したチーム“ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”(通称:ガーディアンズ)。そんなお騒がせチームの中心であるピーター・クイルを演じるクリス・プラットは6月21日(金)、ガモーラを演じるゾーイ・サルダナは6月19日に誕生日を迎える。それを記念して、物語ごとに関係性が変わっていく、クイルとガモーラの複雑な関係を振り返る。なお、アベンジャーズ作品はディズニー公式動画配信サービス「Disney+」にて配信中。

■出会いは最悪!初対面からオーブの奪い合い「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」(2014年)

幼い頃に地球から誘拐され、宇宙海賊・ラヴェジャーズの一員を経て、宇宙をまたにかけるトレジャー・ハンターとなったピーター・クイル。そんな彼が、ある日強大な力を秘めるインフィニティ・ストーンの入ったオーブを盗み出したことで、悪党たちから狙われる羽目に。

そして、その力を狙うサノスの命令で最強の暗殺者・ガモーラも、オーブの奪取を狙っていた。2人の初対面は最悪で、出会うやいなやオーブの奪い合いが始まり、その乱闘がきっかけで刑務所に投獄されてしまう。

そこでクイルは、ガモーラ、そして共に収監されたロケットとグルート、囚人だったドラックスと手を組み、まんまと脱獄に成功。サノスに反抗したことで追手に狙われることとなったガモーラは、クイルらと行動することを選択する。そして、オーブを狙う敵と戦う中で、仲間としての絆を築いていった。その後は5人で“ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”を結成し、新たな旅へと飛び立った。

■2人の不器用な恋模様を描く「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」(2017年)

単なる仲間だった2人が、徐々に恋心を抱いていく様子を描いた物語。クイルは、ガモーラに聞かれてもいない家族の話をしてみたり、他の女性との関係を誤解させないように必死に弁解したりと、ガモーラを意識していることがバレバレ。

しまいには、後に仲間となるマンティスの“心を読む能力”で、クイルの恋心はガモーラ本人にしっかり伝わってしまう。一方のガモーラは、クイルから惹かれ合っている同士であることを確認されるも、話を逸らしてしまう不器用な一面を見せる。

なかなか進展しない2人だったが、クイルに命の危機が訪れたとき、ガモーラは思わずクイルの名前を叫び、彼を救おうと自分を犠牲にしようとさえする。そのような出来事を通して自身の気持ちに気付いたガモーラは、クイルに惹かれていることを認めた。

■両想いとなった2人の悲しい別れ「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」(2018年)


クイルとガモーラの関係は以前より進展しており、互いに信頼し合い、メンバー公認の恋仲になっていた。

そんな中ガーディアンズは、サノスがインフィニティ・ストーンを手に入れるべく本格的に動き出したことを知らされる。先にストーンを回収すべく目的地へ向かうも、待ち伏せていたサノスと対峙。しかし、力及ばずガモーラはクイルの元からさらわれ、サノスの“野望”の犠牲となり命を落とすことに。

愛する人を亡くし、ひどく取り乱すクイル。サノスとの戦いでは、激昂して冷静な判断が下せないほど狼狽する姿も見せ、ガモーラへの愛情の深さを感じさせた。最終的にはそのクイルすらも、サノスの“指パッチン”により消滅してしまい、2人は悲しい運命を遂げてしまう。

■切なすぎる2度目の“初”対面「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019年)

本作では、クイルに出会う前、サノスの配下だった頃の“過去のガモーラ”がタイムトラベルしてくる。妹のネビュラによって全ての出来事を知ったガモーラは、ネビュラと共にアベンジャーズに加勢。

そして、アベンジャーズの功績により“指パッチン”の消滅から復活したクイルが、念願だったガモーラとの対面を果たす。クイルは過去のガモーラだと知らずに触れようとしてしまい、「こいつが(未来の恋人)?」と激しく拒絶されるという切ない結果に。

戦いはアベンジャーズがサノスに勝利し終結するも、愛を育んだガモーラはもう戻ることはなく、そのまま行方をくらましてしまった。

■別々の道を歩むことになった2人「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3」(2023年)

クイルは、ガーディアンズとして仲間たちと共に旅を続けるも、愛するガモーラを失い、酒浸りの腑抜け状態になっていた。一方、行方をくらましていたガモーラは、クイルが元々在籍していたラヴェジャーズに加わっていた。

それぞれの場所で新たな人生を送っていたが、仲間のロケットが命の危機に陥った際は、妹のネビュラに呼ばれて合流したガモーラが、再びクイルと共闘することに。無事にロケットを助けることに成功した2人だが、クイルはかつて愛したガモーラはもういないという事実を受け入れる。

その後、クイルは“ガーディアンズ”とも別れて、自分のルーツである地球へ戻ることを選択した。そしてガモーラはラヴェジャーズと合流し、再び、別々の道を歩むことになる。

■「ガモーラは自分を理解し、受け入れてくれたたったひとりの人物」

クイル役のクリスは、「彼の人生の中で、ガモーラは自分を理解し、受け入れてくれたたったひとりの人物でした。彼自身、多くの喪失を経験してきましたが、それでもクイルにはガモーラがいたんです」と、演じ続けてきたからこそ深くクイルを理解している様子が伝わる。

ガモーラ役のゾーイは、「私はスター・ロードとガモーラのエモーショナルな関係が好きなんです。2人は妙に軽やかですが、お互い純粋かつ誠実に関わっていますよね」と2人の関係について語っている。