石原さとみ主演で病院薬剤師たちの奮闘を描く医療ドラマ「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」(4月9日スタート、毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系※初回15分拡大)の追加キャストが発表された。

病院内にある薬剤部で主に患者の薬の調剤・製剤を行う“病院薬剤師”。本作は「月刊コミックゼノン」の連載コミックを原作に、日本の連ドラ史上初めて病院薬剤師を主人公に据え、知られざる舞台裏を描く。タイトルの“アンサング”とは、「褒められない」「讃えられない」といった意味を持つ。病院内で人知れず活躍する“縁の下の力持ち(=アンサングヒーロー)”たちの物語だ。

石原が演じるのは、萬津(よろづ)総合病院薬剤部で働くキャリア8年の病院薬剤師・葵みどり。西野七瀬、清原翔、桜井ユキ、井之脇海、真矢ミキ、田中圭らが脇を固める。

そして今回、第1話ゲストとして、期待の新星である安藤美優と永瀬莉子の出演が発表に。実力派俳優、飯田基祐と西原亜希もゲスト出演する。さらに、臼田あさ美、六角慎司が準レギュラーとして出演、穂志もえかが新たなレギュラー出演者として決定。

安藤は、6歳から子役としてデビューし、現在13歳という若さにも関わらず「水球ヤンキース」(2014年)、「アンフェア the special ダブル・ミーニング〜連鎖〜」(2015年)、「隣の家族は青く見える」(2018年)、日曜劇場「グッドワイフ」(2019年)など、すでに数多くの作品に出演。

また、人気コミックの実写化で話題を呼んでいる映画「約束のネバーランド」(2020年12月公開)にも出演が決まっており、テレビや映画に引っ張りだこの注目女優だ。

一方、永瀬は雑誌「Seventeen」(集英社)のモデルを務めるティーン世代の人気者。また、女優デビュー半年ながら第30回ヤングシナリオ大賞「ココア」(2019年)で初ドラマ出演にして初主演。同年、「ストロベリーナイト・サーガ」やオトナの土ドラ「それぞれの断崖」にも出演を果たし、着々と女優の階段を上り始めている。

■ 1型糖尿病で入院している入院患者を演じる

そんな2人が演じるのは、共に1型糖尿病で入院している入院患者・渡辺奈央(わたなべ・なお/安藤)と、森本優花(もりもと・ゆうか/永瀬)。1型糖尿病は、小児の発症が多い糖尿病で、生涯にわたって毎日インスリン注射を打たなければ血糖値が上昇してしまう。そのため、奈央と優花はみどりにインスリン注射の打ち方を教えてもらい、自分で注射を打っている。

この奈央役と優花役は、およそ260人によるオーディションで安藤、永瀬が選ばれた。プロデューサーの野田悠介は「彼女たちなら、奈央と優花という見た目も年齢も性格も違う2人の関係性を表現していただける」と彼女たちの選考理由を述べる。

また、第1話には、西原演じる、切迫早産の疑いで入院している患者、矢島詩織(やじま・しおり)や、飯田演じる、萬津総合病院の産婦人科医・林雅樹(はやし・まさき)も登場。

詩織は妊娠33週目で、切迫早産の疑いで入院中の患者。その詩織の担当医が産婦人科医の林だ。ある日みどりが詩織のカルテに目を通し、処方されている薬に疑問を持つ。

みどりは詩織への処方箋について、林に疑義照会(処方箋を出した医師への問い合わせ)をするも、林は「そのくらいのこと、そっちで直しておいて」と薬剤師を軽視したかのような態度でみどりを困らせる。みどりは林のことを“薬剤師の意見は聞き入れてくれない先生”と見限っているが、これが、事態を悪化させることに。

■ 準レギュラーとして臼田あさ美、六角慎司出演に

そして、準レギュラーとして出演するのは、臼田、六角。萬津総合病院救急センターの医師・豊中瑠衣(とよなか・るい/臼田)は、薬剤部・副部長の瀬野章吾(田中)のことは名前を覚えているが、みどりのことは名前すら認識していない。一刻を争う救急センターで処置中、いつものように瑠衣が投与する薬について薬剤師の瀬野らに指示していると、逆にみどりから投与する薬について提案があり、一瞬ためらうも処置を続行する。

六角が演じるのは、萬津総合病院の小児科医・久保山竜也(くぼやま・たつや)。子どもが嫌いな薬をどのように飲ませるのかも薬剤部の仕事だが、久保山の元には、親から「(子どもの薬を)もう少し飲みやすい薬に変えてもらえないか」という相談も多く、薬剤部が小児科に訪れる親子と久保山との架け橋になることも。

■ 新たなレギュラー出演・穂志もえか

また、新たにレギュラー出演が決定した穂志は、「ザ・ブラックカンパニー」(2018年)、「ラジエーションハウス」(2019年)などドラマに出演。映画「街の上で」(2020年5月公開)が控えるほか、主演を務めた映画「少女邂逅」(2018年)はインディーズ映画ながらロングランを記録、海外の映画祭でも話題を呼び、今年韓国でも劇場公開されるなど、今注目の女優だ。

そんな穂志が演じるのは、入院患者・簑島心春(みのしま・こはる)。心春は無機質な病院という空間でもおしゃれに気をつかう20歳の女性。病院薬剤師のみどりらの主な仕事の一つに、入院患者が正しく薬を飲んでいるかどうか確認して回るという業務があるが、心春の薬の服薬指導もその一つ。

心春は自分の体調についてなど、みどりに気さくに話し、一見親密な間柄だが、今後みどりら薬剤部チームとどのようにかかわり、物語が展開していくのかに注目だ。

■ 安藤美優

「今回台本をいただいて初めて、病院薬剤師さんの仕事を知りました。今までなにげなく薬をもらっていましたが、患者さん一人一人に寄り添い、考え、親身になって話してくれる薬剤師さんに改めて気づく事ができました。演じる奈央は、私と同じ13歳という事で自分とリンクする所もありました。奈央は自分の気持ちを素直に伝える事が苦手ですが、葵さんや優花ちゃんの優しさに触れる事で、日々成長していきます。奈央の成長や葵さんを通じて変化していく奈央の気持ちを、視聴者の皆様にお届けできたらうれしいです」

■ 永瀬莉子

「私が演じた森本優花は、生きるためにインスリン注射と長期にわたり、向き合う役でした。毎日お薬と向き合うことで揺れ動く心の葛藤など、とても苦しく大変なシーンもありましたが、葵みどり役の石原さとみさんの包みこむような素晴らしい演技に支えていただき、演じきることができました。私は患者として出演しますが、薬剤師さんはお薬を処方するだけでなく患者さんの気持ちにも寄り添ってくださるとても大きな存在だと実感しました。今回、第1話ゲストとして出演することができ、とてもうれしいです。視聴者の皆さんの心に残る演技ができるよう、監督をはじめキャストの皆さん、スタッフの方々のお力を借りて全力で頑張ります!」

■ 西原亜希

「普段知られることがない、薬剤師の方々のあらゆる側面や思いが台本1ページ1ページに刻まれていたのを感じ、驚きと共に、胸が熱くなり、作品の大切な思いを真っ直ぐ伝えられるようにと心掛けて演じました。このドラマを見れば、薬剤師の方々から受け取る調剤薬が温かく感じられるのではないかと思います。“ただの薬ではない”、私自身そう思えたことが一番の変化であると感じています」

■ 飯田基祐

「私の母の実家が薬局を経営しておりまして、祖父や叔父、叔母も薬剤師でした。祖父の名前は金左衛門。金左衛門さん、あなたの孫は、病院薬剤師が主役の初めてのドラマに出演しますよ。作品を通じて、薬剤師さんの仕事の大変さ、責任の重さを感じています。でもね、残念ながら私は薬剤師と対立する医者の役です。仕事にはそれぞれ立場ってもんがあって行き違いが生じてね。決して薬剤師さんを憎んでるわけじゃないから、恨んで枕元に立たないでね。お楽しみに!」

■ 臼田あさ美

「知っているようで知らなかった薬剤師さんという切り口で、また新たな医療ドラマが始まると思いワクワクしました。台本を読んで、初めて口にする言葉がたくさんあり、最初は戸惑うこともありましたが、救急センターの医師や看護師役の皆さん、エキストラの皆さんとリハーサルを重ねて、信頼関係を築いています。救急センターの緊張感と臨場感が伝わるように頑張ります。このドラマを見ると、生活の中で何気なくお世話になっている薬剤師さんの見え方が変わるかもしれません。たくさんの方に楽しんでいただけると幸いです」

■ 六角慎司

「どの角度から見ても、“頼り無い男”で定評のある私ですが、普段は小学校低学年生の娘たちの父親でもあります。小児科医をやらせて頂きますが、自分の持つそのあたりの現実味で、作品にも何かしらの貢献ができますよう、願っております。どうかよろしくお願い致します」

■ 穂志もえか

「今まであまり知ることのできなかった、薬剤師さんの視点で物語が進んでいくのがとても興味深く、初めて台本を読んだ際もどんどん引き込まれていきました。私の役、心春は、大病を抱えていても暗くふさぎ込んでいる人ばかりではない、ということを体現するキャラクターです。苦しみや葛藤も内包しつつ、それでも様々なことを諦めず、前を向いて生きていく姿をお見せできたらと思います。ステキな共演者の方々とお芝居できること、本当にワクワクしています!」(ザテレビジョン)