EURO2020での代表入りはあるか

今年開催されるEURO2020にイングランド代表のガレス・サウスゲイト監督は、センターフォワードとして誰を連れて行くのだろうか。これまで“スリーライオンズ”の同ポジションにはトッテナムのハリー・ケインが絶対的な存在として君臨していた。しかし、そのケインはプレミアリーグ第21節のサウサンプトン戦で左大腿の腱を断裂。現在は長期離脱を余儀なくされている。

現地メディアによると、ケインは少なくとも今季クラブでの試合出場は絶望的、EURO本大会での復帰ができるかどうかという状態だという。18日にはかつてリヴァプールなどで活躍したマイケル・オーウェン氏が「もし私と同じ怪我なら、戻ってくるチャンスはない」と発言したことも記憶に新しい。加えて、幸い復帰できたとしても彼がすぐにトップパフォーマンスを披露できるかは未知数だ。サウスゲイト監督は頭を悩ませていることだろう。

そうなると、指揮官はケインの他にCFを安心して任せられる選手を複数リストアップしておきたいところ。現時点で最右翼となってくるのはチェルシーのタミー・エイブラハムか。今季ブレイクを果たした22歳。プレミアリーグではここまで13ゴールをマークしている。代役としては申し分ないだろう。

しかし、候補は他にもいる。エヴァートンで好調をキープしているドミニク・キャルバート・ルーウィンにチャンスが巡ってきてもそう驚くことはないだろう。カルロ・アンチェロッティ監督の就任以降、6試合で4得点をマークしている同選手。今プレミアで最も“旬”な選手と言っても過言ではない。そんなキャルバート・ルーウィンの代表入りをアンチェロッティ監督も信じているようだ。

「ドミニクはもちろん代表でプレイできる選手だと思っているよ。ただ、イングランドには素晴らしいストライカーがたくさんいる。そういった選手と彼は戦わなければならないね。しかし、ドミニクは代表で偉大なストライカーとなれるだけのクオリティとポテンシャルを秘めていると思うよ」

アンチェロッティ監督がこのように語ったことを英『BBC』が伝えている。百戦錬磨の老将は教え子の素質に絶対的な自信を持っているようだ。

現在の調子をシーズン終了までキープできれば、キャルバート・ルーウィンにも代表入りのチャンスは十分にあるだろう。ケインの負傷で勃発したイングランド代表のストライカー争い。エヴァートンで輝き始めた若手FWにも注目だ。