トップ5の顔ぶれは

21世紀に最も勝ってきた指揮官は誰なのか。

欧州のクラブで最も勝ち点を稼いできた指揮官を見てみると、まず5位は現マンチェスター・シティ指揮官ジョゼップ・グアルディオラだ。453試合指揮し、1093点の勝ち点を稼いでいる。

4位は元マンチェスター・ユナイテッド指揮官アレックス・ファーガソン氏で、513試合指揮して1132点の勝ち点を獲得。

3位は現ローマ指揮官ジョゼ・モウリーニョで、561戦で1194点の勝ち点を獲得。

2位はアーセナルを長く指揮したアーセン・ヴェンゲル氏で、702試合で1381点の勝ち点を稼いでいる。

狙うは欧州5大リーグ全制覇

そして彼ら名将を抑えての1位は、現レアル・マドリード指揮官カルロ・アンチェロッティだ。成績は706試合指揮し、1434点の勝ち点を稼いでいる。

このランキングは指揮官を務めてきた年数が長ければ長いほど有利になるが、それだけアンチェロッティが長期にわたって活躍してきたということだ。ミラン、チェルシー、レアル、パリ・サンジェルマン、バイエルンなど、アンチェロッティは欧州5大リーグのうち4つのリーグで優勝を経験している。

今季からはレアルに復帰したが、戦力不足かと思われたチームを上手くまとめている。FWヴィニシウス・ジュニオールなど若手を育てているのも特長的で、このあたりのバランス感覚は見事だ。

能力はもちろんだが、長く指揮官として勝利にこだわり続けるモチベーションを保っているのも凄いところで、アンチェロッティはまだ成功に飢えているのだろう。今季もレアルはリーグ制覇を狙えるポジションにいるが、アンチェロッティが唯一制覇できていないのがリーガ・エスパニョーラだ。5大リーグをコンプリートすれば、21世紀最高の指揮官との評価も揺るがないものとなるか。