C・ロナウド退団から得点意識向上

若い頃より優れた才能を持つセンターフォワードではあったが、最近のレアル・マドリードFWカリム・ベンゼマは異常な状態にある。

33歳を迎えた今が全盛期なのではないかと思うほどのペースで得点を量産しており、今季は現時点で11得点を挙げてリーガ・エスパニョーラ得点ランク首位に立っている。

アシストの方もリーグトップタイとなる7アシストを記録しており、今のベンゼマは制御不能だ。

28日に行われたセビージャ戦でも抜け目なく相手のこぼれ球に反応して得点を奪っており、レアルとリヨン時代を合わせるとクラブ通算得点数は361点に到達。

これで元フランス代表FWティエリ ・アンリのクラブ通算360点を超えることになった。アンリもアーセナル、バルセロナを中心にゴールを量産してきた選手だったが、ベンゼマはそんなレジェンドFWをも超えてしまったことになる。

クリスティアーノ・ロナウドがレアルに在籍していた際のベンゼマはゴールゲッターというよりもチャンスメイカーの印象が強かったが、ロナウド退団を機にガラリとスタイルを変えてきた。自分がチームを引っ張らなければならないとの思いもあるのだろう。

ポストプレイで味方を活かすパターンも残しつつ、自らも得点を挙げていく。ロナウドが抜けた今もレアルが優勝争いに絡めているのは、ベンゼマが得点を量産してくれているからだ。33歳にして全盛期と思える働きを見せるベンゼマは、もっと高く評価されるべきストライカーだろう。