40歳でのプレイへ契約延長

近年は30代後半になってもトップレベルを維持する選手が増えているが、その中でも安定感はNo.1に近いかもしれない。

5日にフランスのOGCニースとの契約を1年間延長したのは、39歳のブラジル人DFダンテだ。

バイエルンでは2012-13シーズンの3冠にも貢献し、その後もヴォルフスブルクでプレイするなど、ダンテはドイツ・ブンデスリーガを中心に戦ってきた。

その後2016年にドイツを離れ、向かったのがフランスのニースだ。気付けばフランス生活も7年目を迎え、ニースでは通算241試合に出場。ダンテのキャリアでは最も多くのゲームをこなしたクラブとなった。

リーグ・アンでの出場試合数も209を数え、ブンデスリーガの通算出場数202を超えた。ニースに加入した時点で30代に入っていただけに、これほど長くプレイするとはクラブ側も予想していなかったかもしれない。

それもダンテは絶対的主力であり、今季はリーグ戦31試合にフル出場。キャプテンマークも任されており、不動のディフェンスリーダーだ。

契約は2024年まで延長されており、来季の途中にダンテは40歳を迎えることになる。今季のパフォーマンスを見れば、来季も主力となるはず。稼働率も見事であり、ダンテもまた現代を代表する鉄人ベテランプレイヤーの1人だ。