今シーズンは30得点をマーク

今シーズン最も欧州の舞台で活躍した日本人選手といえばFW古橋亨梧が挙げられる。今シーズンは公式戦通算30ゴールを現在記録しており、先日セルティックがリーグ連覇を達成した立役者の1人だ。

古橋は2021年7月からセルティックに加入した。加入した最初の年からリーグ戦では12ゴールをマークしており、公式戦通算では20ゴールをセルティックで記録し、新天地で早速結果を残していた。今シーズンは昨シーズンの記録を大きく超えるゴール数をマークし、また国内3冠に向けて王手をかけている。そんな古橋だが、英『BBC』にてヴィッセル神戸時代にチームメイトであったMFアンドレス・イニエスタの存在について語っている。

古橋はイニエスタとプレイした時間を「恵まれた時間」と回想しており、スペイン代表やバルセロナで伝説的な記録を残したイニエスタとの時間を決して忘れないだろうとも語っている。古橋とイニエスタはヴィッセル神戸で最強のホットラインとして活躍し、古橋は2021シーズンは夏までの21試合で15ゴールをマーク。神戸のエースとして君臨していた。イニエスタは古橋の “師匠”として表現されることも度々あるが、イニエスタは古橋に「自分らしくいれば、すべてうまくいくだろう。自信を持ってプレイせよ」と伝えていたそうで、イニエスタから多くのことを吸収していた。

イニエスタやダビド・ビジャ、ルーカス・ポドルスキなどなど世界的なレジェンドと一緒にプレイできた神戸時代は間違いなく今の古橋の力になっている。古橋はリーグカップを優勝し、リーグ制覇も達成した。スコティッシュカップの決勝もまだ残っているため、国内3冠に向けたシーズン最後の戦いがこれから始まる。今夏の移籍の注目選手の1人としても話題に上がっている古橋のこれからに目が離せない。