またしても記録を更新したハーランド

今シーズンのプレミアリーグで圧倒的なインパクトを残したのがマンチェスター・シティのFWアーリング・ハーランドだ。ドルトムントから加入したストライカーは移籍当初からペップ・シティのラストピースとして多くの注目を集めていた。

加入した最初のシーズンは複雑なペップのサッカーに適応できず、思うようにパフォーマンスを発揮できない選手も多い。しかしノルウェー人ストライカーは開幕節でいきなり2ゴールを挙げると、ここからゴールを連発。リーグ戦37試合を終えた時点で36ゴールを記録し、1シーズンでの最多得点記録を更新した。公式戦通算52ゴールのハーランドは今シーズン数々の記録を更新している。

そんなハーランドが再び新記録を樹立した。プレミアリーグ年間最優秀選手賞と年間最優秀若手選手を同時に受賞したのだ。ハーランドは、これら2つの賞を同じシーズンに受賞した初の選手となった。歴史的快挙をまたしても達成したハーランドは公式のインタビューにて喜びを表している。

「同じシーズンに両方の賞を受賞した初めての選手になれたことを光栄に思うよ。私に投票してくれた皆さんのおかげだ」

「これらの賞は、ピッチ上でのパフォーマンスをサポートしてくれる素晴らしいチームメイト、監督、クラブの全スタッフなしでは不可能だっただろう。あと2回の決勝が残っているので、力強くシーズンを終えたい」

チームメイトやスタッフから愛されるハーランドの人柄の良さも伝わるコメントだ。最終節で得点に関与することがあれば、アンリ氏と並んでいる最多得点関与数も更新することになるハーランド。ファイナルを含めた残り3試合でハーランドがどのような活躍をするのか注目だ。