現地メディアは文句なしと評価

当初より予想されていたことではあるが、今季プレミアリーグで6位と躍進したブライトンは今夏に一部の主力がビッグクラブに引き抜かれることになるだろう。

まず話題を呼んだのはMFアレクシス・マクアリスターだ。アルゼンチン代表の一員として昨年のワールドカップ・カタール大会制覇も経験している24歳のセントラルMFには、現在リヴァプールが獲得へ近づいている。

そこで早くも地元メディア『Sussex Express』は、来季ブライトンで背番号10を着用するのは誰だと特集を組んでいる。今季はマクアリスターが10番を背負っており、同選手が退団する場合は10番が空くことになる。

絶対の決まりはないが、背番号10はチームでも主役級のプレイヤーが背負うケースが多い。ブライトンもクラブの象徴となるような選手に託すだろう。

その候補者の1人として、同メディアは日本代表FW三笘薫の名前を挙げている。今季の活躍を考えれば、三笘はクラブの象徴的存在と呼ぶにふさわしい。

「日本のアタッカーは22番を着用してきたが、彼の10番は文句なしだ」

同メディアはこのように三笘を評しており、10番を背負う三笘の姿も見てみたいところ。これは日本代表でも同様で、三笘がどこかのタイミングでサムライブルーの10番を任されることになるかもしれない。

その他の候補者としては、三笘と同じく前線でブレイクの兆しを見せたFWフリオ・エンシソ、若きアイルランドの点取り屋エヴァン・ファーガソン、チャンスメイカーのソリー・マーチ、ファクンド・ブオナノッテ、ジェレミー・サルミエント、ワトフォードから合流するジョアン・ペドロ、ドルトムントからの加入が近いとされるMFマフムード・ダフードが挙げられているが、この中であれば三笘が最も10番にふさわいしか。