週末にはFAカップ準決勝

マンチェスター・シティは昨シーズンに続き、欧州王者の座を狙ったが、レアル・マドリードに敗れてベスト8で姿を消すことになってしまった。

2ndレグはシティがかなり押し込み、点を決められるチャンスがあっただけに悔しい敗戦となってしまった。この試合もスタメンフル出場を果たしたルベン・ディアスはクラブの公式にて敗戦の悔しさを吐露した。

「何を言えばいいのかさえわからない。ただイライラするだけだ。試合全体を通して、我々は試合を支配していた。最終的にはPK戦に進むことになったが、努力はした。僕らにはチャンスがあった。もちろん、私たちがゲームをコントロールした方法では、PK戦になることを避けるためにあらゆる手を尽くした。なぜならばある意味、それが彼らが望んでいたものだからだ」

シティはこの試合33本のシュートをうち、68%のボール支配率を記録しながらも1点しか奪うことができなかった。レアルの集中した守備や勝負強さを感じさせる内容であった。

CLはベスト8で敗退してしまったが、ディアスは切り替えて前に進む必要があると語り、残されたタイトルであるFAカップとプレミアリーグタイトルへの意気込みを語った。

「それを受け入れるのは難しいよ。でも道は一つしかない、その道は前進だ。いろいろな見方ができる。私たちの側からは、もっとうまくやれることはないかと考える。チームはそこにいた。私たちは戦ったし、チャンスもあった。今日は私たちの日ではなかったようだ。チャンスはあった。ボールが入るときもあれば、入らないときもある。しかし、今シーズンはまだ何が起こるかわからない」

シティは週末にはチェルシーとのFAカップ準決勝を控えており、すぐ次の試合が待っている。ディアスは最後に体の疲れがあるかもしれないと語りながらも、「特に頭の中では、2つの非常に重要なコンペティションで戦っている今こそ、強くなるときだとわかっている」とコメントしており、残された2つのタイトルに向けて再スタートを誓っている。