かつて横浜FMを率いてJリーグを制覇したポステコグルー監督

プレミアリーグ、マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、第34節のスパーズ戦後の会見で相手チームの指揮官を称賛する一幕があった。

グアルディオラ監督率いるシティは、日本時間5月15日早朝に行われたトッテナム戦を2−0で快勝し、リーグ首位へと躍り出た。最終節を残し、2位アーセナルとは2ポイント差となり、次節に勝てば文句なしに優勝トロフィーを手にすることとなる。しかも前人未到のリーグ4連覇がかかっているため、この勝利はとても意味がある1勝だったことだろう。

会見でグアルディオラ監督は、記者から試合の感想を求められると「スパーズはデヤン・クルセフスキ、ジェイムズ・マディソン、ソン・フンミン、ブレナン・ジョンソン、そしてペドロ・ポロ、パプ・マタル・サールとスピードの速い武器をいくつも持っている。苦しめられることはわかっていたが、勝利し日曜日にホームでラスト1試合を戦う活力が得られた」と語った。

そしてスペイン人監督は、そのスパーズの選手たちの戦いぶりに敬服し「彼らは非常に誇りと激しさを持ってプレイするので、対戦するのは難しい」と語ると、相手チームのアンジェ・ポステコグルー監督についても触れ、「もしスパーズがこの監督にこだわれば、将来的には信じられないほどのチームになる」と言及した。

ただスパーズはシティに負けたことでチャンピオンズリーグの出場権を逃してしまったところ。ポステコグルー監督自身もこの結果には納得がいってないことだろう。このグアルディオラ監督の発言通り、来季の奮闘に期待したい。