後任が見つからなかったバイエルン

トーマス・トゥヘル監督は来シーズンもバイエルンの監督を続けるのであれば、プレミアリーグから2人のスター選手を連れてきたいと考えているようだ。『The Independent』が報じている。

今年2月に成績不振を受けて、今シーズン限りでの退任を発表したトゥヘルだったが状況が一転しつつある。後任探しを行っていたバイエルンだが、ここまでトゥヘルの後釜は見つかっておらず、トゥヘルに留任を交渉していると考えられている。

交渉はすでに行われているようだが、同メディアによると、続投にあたって、指揮官は2人の中盤の選手の獲得を保証してほしいと願っているようだ。

1人目はフラムに所属するジョアン・パリーニャだ。同選手は昨夏にもバイエルンが狙っていた選手の1人であるが、結局移籍は実現せず。それでもトゥヘルは6番のポジションの補強を望んでおり、パリーニャを獲得したいと考えているという。

2人目はマンチェスター・ユナイテッドに所属するブルーノ・フェルナンデスだ。トゥヘルはプレイメーカーの獲得を望んでおり、同氏がチェルシーを指揮していた時から獲得を望んでいた司令塔に白羽の矢が立ったようだ。

昨夏にトッテナムからハリー・ケインを獲得したように、バイエルンは今夏にも大金を投じて補強を行う姿勢という。今シーズンは12年ぶりの無冠という悔しい1年を送ったバイエルンは来シーズンの王座奪還に向けて、チームのアップデートを図るだろう。まずはトゥヘルとの指揮官続投の交渉を済ませる必要があるが、今夏もバイエルンの移籍市場での動きに注目だ。