ユヴェントス、ミランが興味

パリ・サンジェルマン(PSG)でプレイするウルグアイ代表MFマヌエル・ウガルテ(23)は来シーズン、セリエAでプレイする可能性があるようだ。仏『L'Équipe』が報じている。

ウガルテが昨夏に日本代表MF守田英正も所属するスポルティングより、6000万ユーロ(当時のレートで約94億円)でPSGに加入した。チェルシーも興味を持っていた選手だが、PSGでの1年目は思うような出場時間を確保できていない。

ウガルテはここまで公式戦36試合に出場し3アシストを記録。プレイ時間は2359分となっており、同じく中盤のヴィティーニャ(3469分)やウォーレン・ザイール・エメリ(3236分)に比べると出番が限られていた。

そんななか、PSGは今夏にウガルテをレンタル移籍させることを検討しており、ユヴェントスとACミランが移籍先の候補となっているようだ。PSGは同選手に競争の激しいリーグで鎬を削ってもらい、新たな環境で貴重な経験を積む機会も提供することで成長を促したいと考えているという。

チームのレベルアップを図りたいが、資金面でのやりくりも考えなくてはならないミランやユヴェントスにとって、レンタル移籍は魅力的な選択肢になる可能性が高い。PSGとしては長期的な成長に焦点を当てた戦略的なレンタル移籍のようだが、ウガルテの今夏の去就に注目だ。