退団の噂もあったが

レアル・マドリードに所属するクロアチア代表MFルカ・モドリッチはもう1シーズン、レアル・マドリードに留まる可能性があるようだ。スペイン『MUNDODEPORTIVO』が報じている。

2012年にトッテナムからレアルに加入したモドリッチは4回のリーグ優勝や5回のCL制覇など数々のタイトルを獲得してきたレジェンドだ。そんなモドリッチも現在は38歳となった。今シーズンは新加入のジュード・ベリンガムなど若手選手にポジションを奪われることもあり、今夏に退団する噂も浮上していた。

去就が注目されていたモドリッチではあったが、クラブ幹部との会談の結果、50%もの減給を受け入れ、もう1年契約を延長することに大筋合意に達したという。同メディアによると、モドリッチは経済的な問題よりも感情的な側面からこの決断に至ったようだ。

今シーズンは絶対的なスタメンではなくなったモドリッチだが、ここまで公式戦43試合に出場し2ゴール8アシストを記録。途中出場が多い1年となっているが、ピッチに立てばその存在感を発揮しており、チームを献身的に支えてきた。

来シーズンもレアルでプレイすることになれば、13年目を迎えるモドリッチ。ベテランと若手がうまく融合するレアルで9月には39歳になるレジェンドの存在はまだ必要だ。