「4連覇はキャリアの中でも最も誇らしい出来事のひとつ」

マンチェスター・シティの前人未到の4連覇で幕を閉じた今季のプレミアリーグは21日、年間で最も優秀な成績を収めた監督に贈られるバークレイズ・シーズン最優秀監督の受賞者を発表した。

23-24シーズンのプレミアリーグ最優秀監督賞を受賞したのは、マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督だ。

マンCは昨季の3冠達成を経て迎えた今季、開幕6連勝と好スタートを切るも、11月から12月にかけては4試合未勝利と失速。中盤はアーセナル、リヴァプールとの熾烈なタイトルレースを繰り広げたが、リーグ終盤になると、怒涛の8連勝でライバルを突き放し、プレミアリーグ史上初の4連覇を成し遂げた。

巧みなマネジメントで3冠達成のチームを燃え尽きさせることなく、常に新たな栄誉を追い求めたグアルディオラ監督。同監督は、自身2年連続5度目の受賞となったことを喜びつつ、タイトル争いを繰り広げたアーセナルのミケル・アルテタ監督やその他の候補者に敬意を表すコメントを残している。

「この選手たちの監督であること、そして素晴らしいコーチ陣やサポートスタッフとともに毎日働けることをとても誇りに思う。4連覇は私のキャリアの中でも最も誇らしい出来事のひとつだ」

「私はこの賞は他の指揮官と分かち合いたいと思っている。特に、アルテタは最後まで信じられないような成績を残しており、我々を限界まで導いてくれた」

「そしてもちろん、クロップとは何年もの間、忘れられない戦いを続けてきた。ウナイ・エメリはアストン・ヴィラをチャンピオンズリーグに導くという信じられない仕事を再び成し遂げた」

「ボーンマスのアンドニ・イラオラも、初めてのプレミアリーグでシーズン序盤の厳しいスタートがありながら、しっかりと這い上がってきた。私は彼ら全員と切磋琢磨しながら、このトロフィーを獲得できたこと、心から光栄に思っている。そして我々は、今後もできる限りこの賞を守り続けたい」