コリンチャンスとの契約は6月まで

今夏、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタに続き、FIFAワールドカップ出場、元バルセロナ所属選手という大物がJリーグに参戦する可能性がある。

ブラジルの移籍市場に精通するブルーノ・アンドラーデ氏によると、ブラジル1部コリンチャンスに所属する元ブラジル代表MFパウリーニョにヴィッセル神戸移籍の可能性が浮上してきたという。

現在35歳のパウリーニョは、現在アル・ヒラルでプレイするFWネイマールらとともにブラジルW杯、ロシアW杯に出場した実績の持ち主。同選手は、トッテナム・ホットスパー、中国の広州FC、バルセロナ、サウジアラビアのアル・アハリ・サウジFCなど様々なクラブを渡り歩いており、2021年12月に自身が2010年から2013年まで在籍していたコリンチャンスへ復帰している。

ただコリンチャンス復帰後は左膝の靭帯損傷という大怪我で2度の長期離脱。今年4月10日開催のコパ・スダメリカーナ・グループステージのナシオナル戦で約1年ぶりに復帰すると、その後は公式戦9試合でプレイしている。

そんな中21日、パウリーニョの去就についてアンドラーデ氏は、同選手には現在クルゼイロEC、グレミオFBPA、そして日本のヴィッセル神戸からオファーが届いており、コリンチャンスと契約延長をしない可能性があると報道。中でもヴィッセル神戸は経験豊富なパウリーニョに以前から注視しており、1番良い条件を提示しているという。また、同選手はコリンチャンスを除くサンパウロ州のクラブでプレイすることは考えておらず、現所属コリンチャンスとの契約は6月までとなっているとのこと。

神戸はJ1第15節終了時点で、首位の町田ゼルビアと勝ち点差僅か3の2位。中盤ではMF齊藤未月が負傷離脱中であるが、シーズン途中で大物選手の獲得に動くのだろうか。