レスターとの契約は2026年夏まで

長年監督の入れ替えが激しいチェルシーだが、昨夏に引き続き、今夏も監督探しに奔走するようだ。

英『Sky Sports』によると、チェルシーは新監督としてレスター・シティのエンツォ・マレスカ監督への関心を強めており、会談の機会を探っているという。

チェルシーは昨季の低迷から建て直し、今季はプレミアリーグを6位で終え、ヨーロッパ大会への出場権を獲得。しかし、21日に昨夏に就任したマウリシオ・ポチェッティーノ監督の電撃解任を発表したことで、今夏も再び新監督を探すこととなっていた。

そんなチェルシーの新指揮官候補には、イプスウィッチのキーラン・マケナン監督、ブレントフォードのトーマス・フランク監督、シュトゥットガルトのセバスティアン・ヘーネス監督などの名前が挙がっているが、クラブは現在レスターのマレスカ監督の招聘を最優先で検討しているという。

昨夏までマンチェスター・シティでジョゼップ・グアルディオラ監督のアシスタントを務めていたマレスカ監督。今季から指揮を執ったレスターではチャンピオンシップ優勝を果たし、昨季無念の降格となったクラブを僅か1年でプレミアリーグ復帰に導くなど、高い手腕を発揮していた。そんなマレスカ監督だが、クラブとの現行契約は2026年夏まで。去就が注目されているが、レスターが退任を認めるかは現時点では定かではないようだ。

また同メディアによると、チェルシーはポチェッティーノ監督の後任として、クラブの組織に従い、ポゼッションを基盤としたプレイスタイルを持ち、グアルディオラ監督やミケル・アルテタ監督が率いるチームと真っ向から勝負できる指揮官を求めていると伝えられている。