明治40年に金沢市東山で和菓子屋として創業以来、四代にわたり菓子作りに励む老舗菓子店『ふらん・どーる』。定番のホールケーキや、手軽に食べられる焼菓子、贈り物用におすすめのギフトセットなど、さまざまなお菓子を販売しており、世代を問わず多くの人から愛されている。そんな同店がこの夏、イチオシ商品として発売したのが、「山科バウム(レモン)」だ。

レモンペーストとレモンピールを生地に練り込んだバウムクーヘンは、さっぱりと爽やかな味わい。一層一層手作業で丁寧に焼き重ねた生地は断面も美しい。レモン風味のグラス(砂糖)の下には、シロップで煮込んだ輪切りのレモンが忍ばせてあるのもポイントだ。アーモンドの香ばしさはそのままに、しっとりと仕上げた生地は食べやすく、季節感のある手みやげとして利用するのもおすすめだ。

「ももから生まれた」どころか、桃をまるごと1個使用した「ももちゃん」は、この時期限定の人気メニュー。岡山・紀州・長野と北上する美味しい桃前線とともに産地をかえ、そのとき一番美味しい桃をざくろのゼリーでコーティング。期間・数量限定のスイーツだ。そのほか、ギフトにもおすすめの石川県ブランド梨「加賀しずく」を使ったゼリーや、濃厚な桃の味わいと爽やかな後味が特徴の「白水桃ジュレ」、手絞りで仕上げた爽やかな酸味の「日向夏ゼリー」など、夏の暑い時期に味わいたい品が揃う。他にも、旬のメロンの上にメロンと6種のフルーツを使ったゼリーをのせた「メロンちゃん」や爽やかな味わいの「レモンパイ」なども楽しめる。

四季折々の素材を用いた焼き菓子にも定評があり、JAL(日本航空)の国内線ファーストクラスの機内食に採用された「じわまん(五郎島のさつまいも)」や「加賀棒茶マドレーヌ」、金沢民話「芋掘り藤五郎」の発祥の地「山科」から誕生した「五郎島のおいもやき」、同店の店名の由来となった家族団らんの象徴「茶の間ショコラ」など、地元愛に根ざした、金沢や地元の素材を用いた焼き菓子がズラリと並ぶ。夏の帰省時や友人との集まりなどの際に、「おいしいね」と言い合えるスイーツを持参して、楽しいひとときを過ごしたい。


■山科本店
住所/金沢市山科1-3-17
TEL/076-243-5700
営/10:00〜19:00
休/月曜、火曜
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■田上Valleè店
住所/金沢市田上さくら3‐1
TEL/076-224-5701
営/10:00〜19:00
休/水曜、木曜
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■フランドール百番街ANT0
住所/金沢市木ノ新保町1-1 金沢駅あんと内
TEL/076-225-7644
営/8:30〜20:00
休/なし
駐車場 /指定P割引あり
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〜メニュー〜※税込
●山科バウム「レモン」1本(24㎝):2,376円
●山科バウム「レモン」カット:303円
●加賀しずくのゼリー540円(税込)
●白水桃ジュレ540円(税込)
●日向夏のゼリー540円(税込)
●加賀棒茶マドレーヌ216円
●五郎島のおいもやき1個238円、2個入605円、 6個入1,566円、10個入2,592円、16個入4,093円
●金沢みるく饅頭JIWAMAN /じわまん(五郎島のさつまいも・能登あずき)各141円
●茶の間ショコラ(加賀棒茶・抹茶)1枚141円〜

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