小学6年生と中学3年生を対象とした文部科学省の全国学力テストが18日、一斉に行われました。

栃木県内では、小学4年生と5年生、それに中学2年生を対象とした県独自の学力テストが合わせて行われました。

栃木県独自の学力テスト「とちぎっ子学習状況調査」は、全国学力テストに合わせ、2014年度から行われています。

県内の小学校336校と中学校154校で行われ、合わせておよそ4万6千人が学力テストに臨みました。

小学生のテストは国語、算数、理科の3つの教科、中学生のテストは国語、社会、数学、理科、英語の5つの教科で行いました。前の学年までに習った範囲で、学習指導要領に基づく基礎知識や思考力、判断力などを見る内容について、出題されました。

また、学習意欲や学習方法、家庭環境などについてのアンケートも、合わせて行われました。

調査の結果は7月上旬に児童・生徒に通知されて、その後、県全体としての調査結果が公表される予定です。

一方、文部科学省の全国学力テストは、全国ではおよそ202万人、県内では小学校337校中学校156校の児童・生徒、およそ3万2千人が対象となりました。テストは、小学生が国語と算数、中学生が国語と数学の2つの教科で行われました。

県教育委員会では、調査結果を基に児童生徒の学習状況や学力を分析して、それぞれの学校で授業内容を改善することや、指導向上に役立てる方針です。