春の大型連休後半に入った3日、新幹線や高速道路はふるさとや行楽地に向かう人たちで混雑しました。

JR各社は大型連休下りのピークを3日と予想していて、東北新幹線の宇都宮駅でも朝早くから、大きなスーツケースを持った人や行楽地、帰省先に向かう子どもたちなどで混雑しました。

JR東日本によりますと、東京を午前9時24分に発車した仙台行きやまびこ131号の自由席の乗車率が130%となったのをはじめ、午前中を中心に一部の列車で自由席の乗車率が100%を超えました。

指定券の予約状況をみますと、コロナ禍前の2018年が10日間で96万席でしたが、今年(24年)は11日間で106万席と7%増加しています。

上りのピークについて、JRは5日を見込んでいます。

一方、高速道路も3日が下りの混雑のピークで、東北自動車道は午前6時ごろから各地で渋滞が発生しました。午前8時ごろには、埼玉県の加須インターチェンジ付近を先頭に35キロ以上の渋滞となったほか、午前10時過ぎには矢板インターチェンジ付近を先頭におよそ25キロの渋滞となりました。

高速道路の上りのピークについて、ネクスコ東日本は連休最終日の今月6日を予想しています。