校外学習などにLRT・ライトラインを活用してもらう、宇都宮市の補助事業として、市内の小学生が21日、ライトラインに乗って遠足に出かけました。

宇都宮市は、ライトラインに乗ることで、まちの変化などを身近に感じてもらおうと、ライトラインを活用して、遠足などの校外学習を行う市内の小学校に対し、運賃の補助を始めました。

今回初めて、横川中央小学校が、この補助を活用し、1、2年生およそ120人がライトラインに乗って遠足に出かけました。児童たちは、宇都宮駅東口停留場から平石停留場まで、およそ14分間、友だちとライトラインでの遠足を楽しみました。参加した児童の半数以上が、ライトラインに乗るのは初めてで、車両が走り出すと窓の外を眺めて歓声を上げていました。

このあと児童たちは、平石停留場の近くにあるライトラインの車両基地を見学しました。児童たちは停まっている車両に乗り、帽子をかぶって運転席に座るなど、運転士の気分を味わっていました。

宇都宮市学校教育課によりますとこの事業は市内にある公立の小学校69校が対象で現在、数件の申し込みや問い合わせがあるということです。